あなたの先祖を知りたいですか
犬を緑地に連れ出した時、草むらに小さなイトトンボがいた。ダメ元でカメラを取りに行ったが まだ「居た!」アオモンイトトンボとアジアイトトンボというのがあるらしいが比べて見るが・・・中々判らない。腹部第8節、第9節などと言われても。 う~~ん判らない。
が、私は久しぶりに観たような気がする。
昨日はウォーキングで 白鷺の親子を見かけた。カメラを持っていなかったので携帯で・・・取り込むまで写っているのかさえ判らなかったが 何か教えている風に見えて微笑ましく感じた。
そのうち、「こうして飛びなさい」と言ってるのか・・ 如何か判らないが態度で示しているような気がした。
こういう自然の中で暮らす生き物は教えられなくても判るものなのだろうか?
すぐにも 色んな事を覚えて自分で生きて行かなければならない。
その点、人間は親の世話になり、学校へ行かせてもらい やっと一人前になる。
先日、法事で親戚が集まった時、古い写真を見て 時代劇を見るような眼差しで「こんな髪型にして やっぱり普段も着物を着ているの?」と不思議そうに眺める子たちに 少しでも先祖の事を伝えていくことも必要かと思った。
老人には 極当たり前に、昨日の事のように思い出されることが 如何に昔の話になってしまっているのか。
既に「歴史」そのものだ。
そこで 又ツマラナイ塵になるであろうものを作ることにした。
長~~い物語ではない。私が知っている祖母から聞いてあった5代ほど前からのことであるが。私より後は子供、孫、その子まで3代、8代程度であるが家系図にしてみると可なりの人数になる。
1850年くらいから2016年まで150年余りであるが 世の中、随分変わった。
1860年は桜田門外の変で、井伊直弼が暗殺された頃らしい。刀の柄が濡れて錆びないように袋の紐をしっかり結んでいたので 切込みへの対処が致命的に遅れたという。
時代劇の世界だなぁ!
数代前の人は そんな時代だったのだ。その後、第2次世界大戦を経て それこそ大変化があった。その頃を知っている私は どんだけ時代物なんだ!
戦後のことは私にも多少判る。頼りない子供だったので間違っているかもしれないが段々、それを聞く人が居なくなっている。これから益々忘れ去られる事だから 書き残す事で誰かの頭の隅っこにでも残らないだろうか?
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by souu-3
| 2016-07-22 16:44
| 雑記