賑わう奈良町
いつものように犬のカテーテルを獣医さんへ貰いに行く前に銀行へ寄り 夕方の診察時間まで奈良町をぶらり。
行く度に店が増え賑やかになっている。
平成27年4月にオープンした築100年の町家「にぎわいの家」へ。
和室、茶室、蔵、通り庭、中庭、庭園を見ることが出来る。 延床面積 398.77平米。
馬酔木が満開になっていた。
三つの座敷にある夫々の床の間、その内の一つ(1枚目の写真)には床框に神代築巨木が使われ 床柱は東大寺大仏殿昭和大修理屋根材を使用。特に目を引くのは 脇床前柱に二月堂だったん松明が使われていることだろう。
玄関先や庭にあるお松明は よく見かけるが床の間というのは初めて。
こんな使い方も出来るのか?
他に春日杉、桂神代吉木、西大寺欅吉材、などが使われている。
特に説明を聞いてこなかったので勝手な想像だが
100年前のままではなくリフォームされたのだろう?
ここでお茶会や竈体験、講談など色んな催しがあるようだ。
賑わい過ぎると奈良らしくなくなるが あっちこっちで色々新しい事が始まっている
奈良も確実に「動いている」
そんなことを感じる。
座敷の廊下から 離れへ続く この庭の眺めが私はお気に入り。
ここで ゆっくりしていたい そんな衝動に駆られる。
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by souu-3
| 2016-03-10 05:39
| 奈良