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玉響記=たまゆらのき=

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樹木希林という女優

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夫は美しい空が大好きだ。ひとりで見ていないで必ず呼びに来る。

西の空に沈む夕陽が まるで山の間に沈んでいくような錯覚を起こさせる光景だった。遠く山のように
見えるのは雲だが 明日は梅雨の晴れ間がくると叫んでいるかのようだ。

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やっぱり 良いお天気だ!
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雨をたっぷり含んだ紫陽花は美しい。

でも、太陽に元気をもらった紫陽花もイイ!



前回の映画「あん」の記事に皆さんがコメントを入れて下さったので その度に検索し樹木希林さんという人の事が段々判ってきた。
いや、判ったのではなく全く知らなかったことを ちょっと知ったという程度だが。
正直なところ、変わった女優さんだと思っていたが その生き方の素晴らしさに驚かされたということだろう。
鎌田實さんと樹木希林さんの対談が出ていた。
朝日新聞シンポジウム「がんに負けない、あきらめないコツ」というものだった。
何と柔軟な心の持ち主なのだろうと思いながら読み進んだが・・
中でも鎌田氏が 「ミスを生かすことがすごく大事で、私の顔はミス。だから、私はミスを前提にして、ミスを生かしながら生きてきたから生き残れたって。「あ、この人は、どんなことがあっても失敗がなくて、絶対生き残れるんだな」って僕は思いましたね。」という件、「お家をつくっている時だったのかもしれないんですけど、建築家に「ミスをしたらすぐに連絡してほしい」「ミスをすぐに直さないでほしい」ってお願いしているんですね。ミスを直してしまったら、ミスで終わってしまう。けども、ミスを連絡してもらって、もしかして面白いミスだったら、そこを生かして何か新しくつくり直しちゃえばいいんだって思ったというんですね」という調子だ。

また、こんな話も
「36億年の話というのは、地球が生まれて、地球には生物がいなかった時期があった。偶然、太陽との距離がちょうどいい距離、ほどほどの距離があって、水が地球にあって、その水の中から生命、単細胞の生物が生まれた。36億年前に。
それが徐々に徐々に進化を遂げて、水の中で生きていた生き物が陸に上がるわけですよね。その陸に上がったものから、また何千年も経て人間が生まれてくるわけです。
僕たちはその36億年の歴史をしょいながら、命をいただいて、そして、たった70年か80年か、うんと生きた人でも百数年ですよね、そういう時代の中でまた地球に戻っていく。」

これも鎌田氏の話だが 古事記を読んでいて面白いけれど有り得ない!と思うことはショッチュウある。
でも、この単位で考えれば 古事記の世界もあり得るかも知れない。
フッと そんなことを思いながら 潔さも必要だけど こうして発想の転換をするのも大事なんだと教えられた。
by souu-3 | 2015-06-10 09:51 | 雑記
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一瞬のきらめきを求めて


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