花会式
奈良にも桜の開花宣言が出された27日、薬師寺での修二会「花会式・はなえしき」に出かけた。
アイのことがあったので半分以上諦めていたが 日に日に快復してくれているので 予定通り、夫と自転車を走らせた。
サイクリングロードの桜並木は 2,3部咲きというところだろうか。
俄かに活気付いてきた。
修ニ会といえば二月堂と思われるだろうけれど 奈良の大寺が国家の繁栄と五穀豊穣、万民豊楽などを祈る春の行事である。薬師寺では旧暦の2月末の行事で 今年から日程が少し早くなった。
薬師寺修二会には十種の造花(梅・桃・桜・山吹・椿・牡丹・藤・百合・杜若・菊)がご本尊に供えられるところから「花会式」といい、最終日の3月31日の夜には「鬼追式」が催される。
薬師寺が見える辺りは 思った以上に咲いている。
薬師寺のお写経道場の前の「淡墨桜」は もう満開。淡い桜が風に揺れる。
平成10年に植えられた方は 少し色が濃く(こっちは薄墨桜と書かれている)華やかだ。
この日は 午後1時より「焱太鼓」などの催しがあった。
日によって催し物は替わる。 人形浄瑠璃、お能、オーケストラ等がある。
行ってみたい日もあるが いつも時間のある日に出かける事になる。
人出が多く 野点席や昼食も長く並ばなければならない。
女同士で行かれている人は お喋りしながら待たれているが 夫は並ぶのが苦手。
2か所も並んではくれない。
結局、お茶席には寄らず、帰り道、和菓子屋さんで買い物をし
一服することになる。
お昼代を浮かせようなんてサモシイ気持ちで出かけたのがいけなかった。結局 高い物になった。イヤいや美味しかったのだから良い!
こんな時間も作っておきたい。
薬師寺は次々新しいものが増える。
時々行ってる積りでも日が経っているのかもしれない。
玄奘三蔵院の前に「大遍覺三蔵」「大唐三蔵聖教序記」が建立されていた。
=この碑は 2010年11月大慈恩寺の釈増勤方丈が提案され建立されたらしい。高さ約3.5メートルの花こう岩製で、亀の台座に乗る。中国で製作して薬師寺に運ばれたそうだ=
玄奘三蔵院伽藍は平成3年(1991)建立され、平成12年(2000)平山郁夫画伯が「大唐西域壁画」を入魂されているが この中に大雁塔が描かれている。
西安を旅した時のことが蘇る。
今回、気が付いた この「大唐三蔵聖教序記」は褚遂良(ちょ すいりょう・初唐の三大家の一人)の書である。
これは勿論 本物ではないけれど 長年慣れ親しんだ者にとっては嬉しいものだ。
「雁塔聖教序」は、同大同型の二つ黒大理石の碑で「大唐三蔵聖教之序」と「大唐三蔵聖教序記」からなり、この二碑は、建碑当初より左右対称に並べて置くことが意図されていた。
「大唐三蔵聖教序」(序碑)は太宗の撰文で、仏教の伝来や、三蔵法師こと玄奘三蔵の功徳について述べられ、序記碑には、皇太子(後の高宗)が父太宗への理解と、玄奘の事業の意味とを述べている。
アイのことがあったので半分以上諦めていたが 日に日に快復してくれているので 予定通り、夫と自転車を走らせた。
サイクリングロードの桜並木は 2,3部咲きというところだろうか。
俄かに活気付いてきた。
修ニ会といえば二月堂と思われるだろうけれど 奈良の大寺が国家の繁栄と五穀豊穣、万民豊楽などを祈る春の行事である。薬師寺では旧暦の2月末の行事で 今年から日程が少し早くなった。
薬師寺修二会には十種の造花(梅・桃・桜・山吹・椿・牡丹・藤・百合・杜若・菊)がご本尊に供えられるところから「花会式」といい、最終日の3月31日の夜には「鬼追式」が催される。
薬師寺が見える辺りは 思った以上に咲いている。
薬師寺のお写経道場の前の「淡墨桜」は もう満開。淡い桜が風に揺れる。
平成10年に植えられた方は 少し色が濃く(こっちは薄墨桜と書かれている)華やかだ。
この日は 午後1時より「焱太鼓」などの催しがあった。
日によって催し物は替わる。 人形浄瑠璃、お能、オーケストラ等がある。
行ってみたい日もあるが いつも時間のある日に出かける事になる。
人出が多く 野点席や昼食も長く並ばなければならない。
女同士で行かれている人は お喋りしながら待たれているが 夫は並ぶのが苦手。
2か所も並んではくれない。
結局、お茶席には寄らず、帰り道、和菓子屋さんで買い物をし
一服することになる。
お昼代を浮かせようなんてサモシイ気持ちで出かけたのがいけなかった。結局 高い物になった。イヤいや美味しかったのだから良い!
こんな時間も作っておきたい。
薬師寺は次々新しいものが増える。
時々行ってる積りでも日が経っているのかもしれない。
玄奘三蔵院の前に「大遍覺三蔵」「大唐三蔵聖教序記」が建立されていた。
=この碑は 2010年11月大慈恩寺の釈増勤方丈が提案され建立されたらしい。高さ約3.5メートルの花こう岩製で、亀の台座に乗る。中国で製作して薬師寺に運ばれたそうだ=
玄奘三蔵院伽藍は平成3年(1991)建立され、平成12年(2000)平山郁夫画伯が「大唐西域壁画」を入魂されているが この中に大雁塔が描かれている。
西安を旅した時のことが蘇る。
今回、気が付いた この「大唐三蔵聖教序記」は褚遂良(ちょ すいりょう・初唐の三大家の一人)の書である。
これは勿論 本物ではないけれど 長年慣れ親しんだ者にとっては嬉しいものだ。
「雁塔聖教序」は、同大同型の二つ黒大理石の碑で「大唐三蔵聖教之序」と「大唐三蔵聖教序記」からなり、この二碑は、建碑当初より左右対称に並べて置くことが意図されていた。
「大唐三蔵聖教序」(序碑)は太宗の撰文で、仏教の伝来や、三蔵法師こと玄奘三蔵の功徳について述べられ、序記碑には、皇太子(後の高宗)が父太宗への理解と、玄奘の事業の意味とを述べている。
by souu-3
| 2014-03-28 00:27
| 書道