玉響記=たまゆらのき=

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参加型展覧会

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変わり易いお天気も降り出すとよ~く降る。

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芍薬も紫つゆ草もたっぷり雨を含んでいる。

こんな日の 出稽古はちょっと辛い。前回約束の物は持参しなければならないが出来るだけ荷物を少なく纏めて 背中に背負って出かける。

次回の展覧会(大阪市立美術館)は会期まで私の用事はない。案内ハガキを出せば良いだけだが 毎年の事ついついズボラして手許にハガキが残っている。
その次の展覧会(八尾プリズムホール)の準備に取り掛かってはいるが 今回のテーマは「動」
それに関連した詩など書くだけでは面白くない!?作品を動かしてみたい。書の場合、見る人も静かに鑑賞するだけ。これって面白いかな?
と、いって電気仕掛けで動かすのも・・・ネ!
それなら鑑賞者に手伝ってもらおうか?
又また 可笑しなこと考えてる!
展覧会も その中に自分が入り込み参加出来ると楽しいと思う。

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書いたものを動かすって抵抗あるかな?動かしたものが元の位置に戻ってこないと一々作品の横にくっ付いている訳にはいかない。
引っぱっても こんなものを使って元の位置に戻るようにしておきたい。
吹き出しは如何だろう?でも、何人もの人が吹くと非衛生だし・・・

精々指先で押す程度でないと、って言ってくれた人がいる。
その程度のお手伝いならしていただけるかな?

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ラップなどの芯でシーソーのようにすると・・・
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この字は「足跡」の形。これを左、右と交互に動かすと「歩」という字になる。
漢字は こんな単純な考えで出来ていることが多い。難しく考える必要はない。
 
普通、左右の足を交互に動かすと前に進む。
これで今回のテーマ「動」にならないだろうか?

なるでしょ!
って無理やりかな?

会場へお越しの節は 是非遊んでいっていただきたい。


と、考えていると
こんなことをしている所がある。
NHKのまちかど情報室で放映していた。
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数年前から「漢字のまち」として活動しているらしい。
行ってみたい!TVを見た時から そう思ったが何処なのか聞き洩らした。
後で検索すると福島県だという。行くにはちょっと遠い。

これは先を越された感ありだが 真似でなく面白い事を考えたい。






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by souu-3 | 2016-05-10 05:44 | 書道

桜吹雪

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世の中にたえてさくらのなかりせば春の心はのどけからまし 業平

桜は 蕾にときめき、花を待ちわび、風雨に散るのを惜しみ、散りつくすのを哀しむ、そして風に舞い 流れ行く花びらを楽しむ。

写真は佐保川の定番。若草山を望む橋の上から。誰もが撮影する場所。

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佐保川桜まつりも この日が最終日。行燈には一般から募集されたメッセージが書かれている。今年のテーマは「変わる」

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前日の雨で 花びらは飛び散り流れていく。花筏となり奈良市から大和郡山市へ。 桜の中からJR佐保川鉄橋を通過する大和路線の列車が見える。花びらは大和川を経て大阪湾へと流れる。

花吹雪浴びて 笑顔の老婆たち
時折吹く風に桜吹雪が美しかった。散って良し!桜はスバラシイ。

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この堤防には 川路桜という江戸末期に植えられた長寿大桜がある。
奈良奉行・川路聖謨が数千本の桜や楓の苗木を若草山の山麓から佐保川や高円山などにかけて植樹したもので 川面へ大きく枝を張りだした樹齢160年を超えるという老木が2本立っている。

この日、つくば市より奈良での展覧会に来た友らと 「さくら・桜・サクラ展」を見に行った。
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d0330311_222552.jpgそれらの友と共通の知人たちが出品している書や写真・絵・刺繍・キルト・木版画など春の花が華やかに並べられていた。
この書は草村素子の句「古き古き恋人に逢ふ春の夢」

左の写真は我が弟のもので 
右が郡山城址で撮った「桜の国の桜の名所」 
左が曽爾村での撮影で「サイタサイタサクラガサイタ」

滅多に逢わない男兄弟は 近くへ来ても声も掛けてこないので いつも「へー こんな所へ行ったんだ」と思う。 
先日、久しぶりに逢った。去年だったか雪の高見山へ撮影に行った時、骨折したことは知っていたが そんなことがあっても 又出かける、と嫁は嘆いていた。
それくらいで 凹(へこ)たれず元気で好きなことをしてくれる方が良いと思うのは 意地悪小姑だろうか?最近の老後は長い。好きな事があれば万々歳ではないだろうか?







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by souu-3 | 2016-04-09 08:32 | 奈良

光のメルヘン展

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JR大和路線の車窓から眺める 野や山、駅も桜 さくら sakura・・・
ここにも居るよ! 桜は この刻とばかりにアピールしている

青丹よし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり

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4月2日 奈良県立美術館で「光のメルヘン展」が始まった。
今月92才になられる藤城清治さんの 幻想の世界。
4年ぶり奈良での開催で 当地の社寺や風景を描いた新作影絵6点を含む 250点の油彩画、水彩画や水と鏡を使った演出、影絵の裏側まで見られる見事な展示に 時間の経つのを忘れるほど藤城清治の世界に惹き込まれた。

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絵葉書より
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昨年、大阪で開催され、ごった煮の大阪を描いた「日本一大阪人パノラマ」 この絵ハガキはなかったのでネットから拝借したが 大阪で生まれ育った者にとっては あれもこれも身近な風景。
脊椎狭窄症による手術をされ闘病中、20分しか座っていられない状態で1日5回100分の制作。
病気との挑戦を乗り越えて生きるよろこびを思い「こんなにゆっくり丁寧にデッサンしたことはない」と説明があった幅6m・高さ3mの大作は見事だ。

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こちらもネットからお借りしたが 古事記を読む者には見逃せない。「天の岩屋戸と八百万の神の舞」


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初日のサイン会でお元気なお姿をお見せいただいたことも感激だった。 






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by souu-3 | 2016-04-04 06:18 | 奈良

日本書紀

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スーツ姿のフレッシュマンが家の前を颯爽と歩いて行った。
今日は心新たにスタートする日。
TVでは朝から満開になった東京の桜が映し出された。

昨日、娘と一緒に東京へ帰って行った姪の子供も入社式。

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今月は1年に一度の会の展覧会の作品を提出する月、17日ではあるが この日は弟子の結婚式に出席する為 早めに事務所へ持って行った。

以前にも掲載したように 奈良の記紀万葉が今年は古事記から日本書紀へ移行している。
そこで こんな ↓ 作品を。

d0330311_6254466.jpg 日本書紀巻二 神代下第十段より
赤玉の 光はありと 人は言えど 君が装し 貴くありけり
飫企都鄧利(おきつとり) 軻茂豆勾志磨(かもづくしま)爾(に) 和我謂禰志(わがいねし) 伊茂播和素邏珥(いもはわすらし) 譽能據鄧馭㔁母(よのことごとも)  亦云(またいはく)、彥火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、取(とりテ)婦人爲(をみなヲたまフ)乳母(ちおも)・湯母(ゆおも)・及(およビ)飯嚼(いひかみ)・湯坐(ゆえびとト)、凡諸部(すべテもろともヲ)備行(そなはリテ)、以奉養焉(まつルひだし)。于時(ときニ)、權(かりニ)用他婦(とリテあたしヲみなヲ)、以(もテ)乳(ちヲ)養(ひだス)皇子焉(みこヲ)。此(これ)世取(よのなかニとリテ)乳母(ちおもヲ)、養(ひだス)兒(こヲ)之緣也(ことのもとなり)。是後(こノのちニ)、豐玉姬、聞(きキテ)其兒(そノみこノ)端正(きらぎらシキコトヲ)、心甚(こころニはなはダ)憐(あはれビ)重(あがメテ)、欲(おもほス)復歸(またかへリテ)養(ひだサムト)。於(おキテ)義(ことわりニ)不可(よカラズ)、故(かれ)遣(まだシテ)女弟玉依姬(いろどたまよりびめヲ)、以來(きたして)養(ひだ)者也(シマツル)。于(とき)時(に)、豐玉姬命、寄(よせテ)玉依姬(たまよりひめ ニ)而奉報歌(かへし うたたてまつ リテ)曰(まうサク)、阿軻娜磨廼(あかだまの) 比訶利播阿利登(ひかりはありと) 比鄧播伊珮耐(ひとはいへども) 企弭我譽贈比志(きみがよそひし) 多輔妬勾阿利計利(たふとくありけり)
凡(すべテ)此(こノ)贈答(ふた)二首(うたヲ)、號(なづケテ)曰舉歌(あげうたトいフ)。海驢、此云美知。踉䠙鉤、此云須須能美膩(すすのみぢ)。癡騃鉤、此云于樓該膩(うるけぢ)。
彥火火出見尊は赤ん坊に乳をあげる乳母、湯を飲ます湯母、ご飯を噛んで柔らかくする飯嚼(イイガミ)、湯で体を洗う湯坐(ユエビト)を付けるのは良いが「 飯嚼 」は如何なのだろう?

この文字も歌の部分は古文書を読むように一文字ずつ、文章は漢文のように読めばいい。

丁度、こんな時、「奈良文化財研究所のデータベース」がネット上に公開されたというニュースが出た。
早速、「式部」と入力すると・・・・ 出てきました!(リンク先は違うので入力してみて下さい)中々面白い。

d0330311_1627777.jpg今日、三重県沖で地震が発生した、丁度、買い物から帰った頃だが この速報にも気付かず 地震にも気付かずだった。
ご近所さんに聞くと横揺れだったけれど揺れたと。
速報の音に何かと思っていると揺れたそうだが 電話の音にも揺れにも全く気付かずだった。
長い揺れではなかったそうだが あべのハルカスのエレベーターが緊急停止したらしい。
エイプリールフールではない。

気が付かないのは良いのか?悪いのか?
いよいよ南海地震の前触れ?
そうではありませんように。






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by souu-3 | 2016-04-01 09:00 | 書道

大和な雛まつり

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郡山城の追手門近くの梅の花が咲き春遠からじの季節になってきた。
19日頃から3月5日の啓蟄までの雨水といわれる時期に御雛様を飾る。
水は生命の源であり子宝の神様ともいわれ雨水にひな人形を飾ると良縁に恵まれると言われる。

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そんな時に 大和郡山でも「大和の雛まつり」が催される。

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旧市内のお店や民家でも今日20日から3月6日までお雛様の展示や催し物が開催される。
享保時代のお雛様や一刀彫、陶芸など様々なお雛様と豆パン屋さんのパンで出来たお雛様。
今年のお内裏様とお雛様が 若い店主ご夫妻によーーく似ている、と思うのは私だけだろうか?

d0330311_1050216.jpgひと足早く 19日は快晴だった。
この日はこおりやま城ホール展示室で開催される 公民館フェスティバルの展示の日だった。
少し早めに 夫と出かけ市役所で「マイナンバー」のカードを受取りに行き 元弟子だった人のお店で昼食を。

店の名前は「翁」という。先日 修二会の映像上映会の時、お花を送られていたので そんな話になったが黒田先生はお水取りの間もよーく来られていたという。
あれだけ精力的に撮影する前に ご馳走を食べて行かれたのだろうか。


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市内全部の公民館の芸術関係が一堂に集まっての展示であるから ぎゅうぎゅう詰めである。
以前は公民館も 4クラブ担当していたが 1ヶ所は人数が減り合併した。もう1ヶ所は弟子に任せることにしたので 2ヶ所のクラブの展示であるが あっちへ走りこっちへ行っては中々忙しい。
おまけに狭い場所への展示は工夫が必要だ。
作品は出来るだけ小さい物にしたが それでも窮屈な展示になる。

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年末に亡くなられたお弟子さんのご主人さまの遺句集より 
「千代紙に 夢折りたたむ 内裏雛」を



ちょっと耳よりな話を ↓ More で

More =耳よりな?= 
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by souu-3 | 2016-02-20 11:30 | 奈良

上映会と展覧会

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d0330311_16343220.jpg去る15日、わが市の小児科医院の院長だった黒田先生が平成18年から平成27年まで10年間撮り続けられた
200時間以上に及ぶお水取りの記録映像が編集され上映会が催された。
黒田先生は娘が生まれる前、地元の病院に勤務され昭和 52年に開業された。当時、幼かった娘は当然のように世話になった。何時だったか付き添っていた私も その場で調子が悪くなり診て頂いたこともある。
その子が幼稚園へ通っていた時、育友会の広報係りをしていた関係で 運動会の映像を残す為、市内の映像クラブのHさんのお世話になり その後もずっとお付き合いが続き クラブの発表会に何度も伺ったことがある。
その中に黒田先生もいらっしゃって 能登だったと思うが揚げ浜式製塩だったか 塩田の映像を発表されていたのを思い出す。これはビデオ大賞を受賞されている。

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修二会は、練行衆が五体投地などの荒行で二月堂本尊の十一面観音像に過ちを懺悔し、国の平安や五穀豊穣を祈る行事であるが 女人禁制であるから残念ながら私たちには絶対入れない場所がある。d0330311_1934247.jpg
ご招待で見せていただいた時も 男性だけが外陣まで立ち入ることを許されたが 女性たちは「局」にこもり、内陣でとりおこなわれる勤行を見守る。
ハイビジョンのデジタルビデオカメラで撮られていると言うが堂内も見せて貰えた。
初めの挨拶でも言われていたが 映像撮影はプロではないと。だからなのか より身近に感じ大変判り易いものだったように思う。
この映写会は 最初、小ホールで300名の予定だったが 1000名入れる大ホールに変更され、それでも入りきれず小ホールでも粗同時上映された。
これで新たな修二会ファンも増えたのかもしれない。

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17日から 奈良県文化会館では日本の書展が始まった。
例年通り テープカットからパーティーと一連の催しがあった。 主催者である奈良新聞社が今年70周年と言うこともあり何時もよりお料理も多く賑やかだった。
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その後、すぐ近くの税務署で確定申告を済ませ霰交じりの小雨の中帰路に着いた。

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奈良県庁には 先日の大立山で使われた多聞天が、近鉄奈良駅には広目天が展示されている。
他の2体は今のところ格納されているそうだ。


18日は土筆も顔を出した 
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by souu-3 | 2016-02-17 19:33 | 奈良

記紀万葉

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たっぷりの雨が降った後、暖かい朝を迎えた。
そして また寒波がやってくると言う。

今週は16日に搬入展示する「日本の書展」が17日オープニング、19日に展示する「公民館フェスティバル」と重なる。
その次は大阪市立美術館での会の展覧会。この作品を書かねばならない。
さて、
何を書こうか?
奈良は記紀万葉といい 平成24(2012)年は古事記1300年、そして平成32(2020)年日本書紀が完成して1300年という節目の年にあたり、古事記・日本書紀編纂の地・奈良県では、「記紀・万葉プロジェクト検討委員会」を立ち上げた。

今年はその日本書紀 事始めとした。
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古事記と日本書紀はどう違うのか。
わずか8年ほどで 同じようなものを何故作ったのか?

出来れば今年の作品は日本書紀からと思うが 如何だろう?

本屋さんを梯子して読んでみるが にわか勉強では判らない。

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柳町商店街というのがあり「とほん」という雑貨と本のお店がある。ここで「栞」展が開催されている。
本を探しがてら これも見る。

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色んな栞が並ぶ。
私が買ったのは5種類。恭子さんのは勿論、古事記朗唱の時にも使ったことがある顔を隠すのに使われたという
翳(サシバ)を象ったもの、飛鳥時代は円形・奈良時代は楕円形だというが丸いので古い時代のイメージで作られたのだろうか。何故か家を模った絵が好きなのだが 細かい切り抜きがあったものが気に入った。そして 奈良らしい皮で出来た鹿のもの、そして 栞には絶対無理!だと思うブック型ビスケットで作られた(写真左下)もの。

この柳町は 最近珍しいものが増えている。いつか載せたと思うが電話ボックスに金魚が泳ぐ風景リンク先の最後の方に)や 猫窓と言われる民家の窓から外を見るネコちゃん。
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d0330311_19232535.jpgこの家には5匹も猫がいるらしい。
ちゃーは何が気になるのか ずっと同じ方を見ている。
そこへ こてつも加わった、  
あすか、なな、ゆうこと後3匹いる。
2猫しか出てこなかったから「小吉」か?
こんなこと誰が考えたのだろう。

金魚や猫だから観光に役立つのだろう?
私もこの街の人間だけど 
何も役に立っていない((+_+))

今夜は「お水取りの全貌」の映写日。
修二会大好きなブロ友さんと一緒に楽しもう。
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by souu-3 | 2016-02-15 05:00 | 書道

古事記

d0330311_5571911.jpg1週間後から始まる「日本の書展」の作品が奈良新聞に掲載されたので早めの報告。
最近、非常に横着になってこの展覧会の出品依頼がきて 出品するか しないかの返信ハガキ、協賛金の支払い、新聞掲載用の作品提出(メールで送信)全て締切日を忘れ大幅に遅れる。それでも載せてくれた。

今回は先日の古事記のまつりで朗唱した部分の歌4首にしようかと思ったが これらの歌は今でも天皇の葬儀の時に歌われると言われるので その前の思国歌(くにしのびうた)を書くことにした。
倭は 国のまほろば たたなづく 青垣 山隠(やまごも)れる 倭しうるはし
大和は、日本の中でもっともすばらしいところだ。長く続く垣根のような青い山々に囲まれた大和は、本当に美しい。

命の またけむ人は たたみこも 平群(へぐり)の山の 熊白檮(くまかし)が葉を 髻華(うず)に挿せ その子
命の無事な者は、幾重(いくえ)にも連なる平群山の大きな樫の木の葉を 簪として挿すがよい。

*思国歌(くにしのびうた)=望郷の歌
*かんざし=当時は魔除けとして使われた。

その後
はしけやし 我家(わぎへ)の方よ 雲居立ちくも
ああ、懐かしい。私の家の方から雲が立ち上り、こちらへやってきているではないか。  
嬢子(おとめ)の 床のべに わが置きし 剣(つるぎ)の太刀(たち) その太刀はや
私がミヤズヒメの寝床(ねどこ)に置いてきた、草薙の剣。ああ、あの太刀はどうしただろうか。
病が重くなり 死の直前には このように歌って亡くなられた。
そこで 早馬の使いが妻や子に知らせ 駆け付けた妻たちが歌った4首の歌を 先日のまつりで歌った。
白鳥になった倭建命は能褒野から大和の琴弾原(ことひきのはら・御所市)、河内、古市邑と飛んで行った。

夜 麻登波 久 爾能麻本呂婆 多々那豆久 阿袁加岐 夜麻碁母禮流 夜麻登志宇流波斯
伊能知能 麻多祁牟比登波 多多美許母 幣具理能夜麻能 久麻加志賀波袁 宇受爾佐勢 曾能古
この漢字ばかりの原文と現代文を 書き並べて作品にした。

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ちょっと堅苦しくなったので 一服して・・・

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先日の山焼きが 小雨の中で8割程度も焼け残ったので この月曜日(8日)焼き直しされた。

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出掛ける前は まだ普段と変わらない姿だった。
その日の奈良は 氷点下5℃近くまで冷え込み霜で真っ白だった。そんな日はとても良いお天気になる。
よく晴れ上がり 山焼きにはちょっと風がなく一気には燃えなかったようだが 公民館のお仕事を終え帰宅す
る道中、真っ黒になった若草山が見えた。

これで又 行事がひとつ終わり そろそろ修二会が始まる。
11日は竹送り、12日には新入習礼。15日新入・新大導師別火入り。18日油はかり。20日戒壇院別火坊にて試別火がはじまる。今年は閏年だから 27日惣別火(そうべっか)がはじまる。

お松明の期間だけが修二会ではない。

この時期になると静かだった奈良も動き出す、そんな気がする。
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by souu-3 | 2016-02-10 09:40 | 書道

伝説のヒロイン

21世紀になり15年。日本の女性の活躍も当たり前のようになった。
まだ幕末と言われる江戸時代後期(嘉永2年)に誕生した廣岡淺子の時代は160年以上も前だから 現在の女性の姿は考えられなかったことだろう。

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この横堀川辺りも高速道路が出来、今の姿に驚く私はもう過去の人なのだろう。でも、50数年前OLいや当時はBG(ビジネスガール)として この辺りをウロウロしていたのに この変化には驚くものがある。
淺子が見ると何と思うだろう。

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ここ大同生命で 朝ドラのヒロイン廣岡淺子と その周辺の人々に関する資料が展示されている。

ネットや新聞をも賑わしている これらの実物が見られることに関心のある人は多いようで朝から出かけたが
地下鉄を降りると会場に向かう人が多かった。

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慶應3年(1867年)新撰組が加島屋から400両(現在の貨幣価値で2000万円)を借りた時の証文である。近藤勇は処刑され土方は戦死したため反古になってしまった借用証が ここに残っている。
宛名が(歴代当主が名乗る)広岡久右衛門とすべきところを久左衛門と間違っている。訂正を求められずに“捨て金”を用意したのかもしれないと言われている。

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成瀬仁蔵に宛てた巻紙に書かれた淺子の書簡。
成瀬は「第一に女子を人として教育すること、第二に女子を婦人として教育すること、第三に女子を国民として教育すること」と女子教育の方針を示し、女性が人として自立し活動することを期して、世論を喚起したそうだ。

中々見応えのある展示物の数々。

古いビルだった頃の会社を知る私にとっては 模型のビルの方が馴染深いが 周りの建物も殆どが新しくなっている。
これらを見ながら 次の目的地、阪神百貨店へは斜めに歩かず堂島、桜橋を経て昔を懐かしんだ。


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阪神では「長谷川義史の世界」展が開催されている。
この方は大阪の毎日放送のちちんぷいぷいという番組ではお馴染みの絵本作家で 絵本の原画が展示されている。
入場料は800円であるが 地下でいか焼きを買いレシートを持って行くと200円引きになる。まず、いか焼きを買って8階の会場へ行った。
失礼ながら子供が描いた絵のようであるが とっても魅力がある。学生時代に描かれたデッサンも展示され 基礎の勉強があってこそ、というのを実感した。

今年も余日少なくなったが 昨日で仕事も一応(27日の競書の審査のみ)終わり 年賀状も投函した。
家の掃除や諸々の片づけが出来れば何とか新しい年を迎えられそうだ。
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by souu-3 | 2015-12-19 11:33 | イベント

鹿の舟

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奈良の観光案内所「ならまち振興館」がリニューアルし複合施設「鹿の舟」に生まれ変わった。
d0330311_17165660.jpg11月19日にオープンしたが12月17日にはカフェもオープンするというので それからで良いと思っていたがリクのカテーテルなどがなくなり奈良町近くの獣医さんへ行く序に寄ってみた。

この日は真っ青な空には雲一つなく晴れ渡って歩くのには良い日和だ。

カフェは目下工事中であるが「囀(さえずり)」といい喫茶室と雑貨店で、前には田んぼや畑、和のハーブ園などが出来る。
食事処は「竈(かまど)」と言って 薪で炊いたごはんを定食で食すことが出来る。

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この竈で炊いたご飯はお代りもOKらしいが 流石に美味しい。
奈良の伝統野菜が付く。
これらを購入することが出来るコーナーもあり 室生の食パンが美味しいから是非食べてみてと店員さんに言われ購入。確かに胡桃の入った食パンはサクサクして美味だった。

そして「繭」
観光案内所がある この部分は大正時代に建てられた邸宅を改装したそうだが 現在、蔵を改装された展示室では、「鹿の舟」のロゴマークをデザインされた望月通陽さんの作品展が開催されている。

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「繭(まゆ)」には読書室があり奈良の名品・白雪ふきんのかやが吊されていて、繭の中に居るような感覚で ゆっくり読書出来るようになっている。
奈良の歴史や言い伝え、郷土料理などに分けて展示され興味のある本も沢山並んでいた。 座れる場所が作られているので時間があれば ずっとここに居たい、そんな気持ちにさせる居心地の良さがある。
昔ながらの生活文化を体験できるワークショップも開催されるようだ。

d0330311_19182328.jpgこの近辺には称念寺、高林寺、井上神社、崇道天皇社、璉珹寺(1枚目の写真)などがある。
その璉珹(れんじょう)寺で「おまもり展」が開催されているというので覗きに行った。
5回目というが23名が参加されている。昨年は13名だったから 随分盛況なのだろう。
上村恭子さんが出品されているのとアート書道ってどんな作品かな?と思ったので出かけた。
今回はテーマが「星」だそうだ。

12月8日の朝 ↓ More にリンク

More
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by souu-3 | 2015-12-07 20:02 | 奈良
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一瞬のきらめきを求めて


by souu-3
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