玉響記=たまゆらのき=

souu3.exblog.jp ブログトップ

芙蓉峰

d0330311_8262394.jpg

8月23日~25日 大阪八尾で開催する展覧会の作品は テーマが「大阪・なにわ」ということで前ブログに掲載したが 二転三転して結局、こんな作品になった。
篠崎小竹という江戸時代の儒学者の詩「華城春望」を現代を取り込んだ文章にし大阪弁で書いたものを濃墨で、後に原文を淡墨(藍を入れた墨)で添えた。
作品サイズも色々やってみたが 結局聯落サイズ(2尺×8尺)にし散らし書きの構成にした。
漢詩部分はリンク先の通りであるが、大阪弁の文章は変更している
「大阪城のテッペンから景色を見たいと思うててんけど 今日はええ天気やし登ってみてん やっぱりよう見えるで 大阪城小っちょうなってしまはった なんて川柳に詠まれるほど廻りにビルが建ちハルカス云うてなぁ 日本一のノッポビルがでけるやなんて思わなんだ頃 お城の下の川には花見客を乗せた舩がよう見えたんやで 山があないに大阪を囲んでるやなんて知らなんだ こんな晴れた日は そうないから夕日が海に沈むまで眺めとこ」

23日は公民館のお稽古があるので会場へは24日と25日の夕方に行く事になるだろう。

もうすぐ 8月
この月はお盆があるので練習も月初めと月末になるので今から秋の発表会の準備をすることになる。
各公民館の手本も粗、書き上げたが 今年は富士山に因んだものを書きたいという人も居る。

富士山の別名が芙蓉峰だから・・・ 漠然と言われると調べなければ作品にはならない。
こんな時、ネットが大活躍し私の知識が増えるのは有難い。楽しんでさがしている。
が、結構疲れる。
朝白く咲いて夕べに紅く染まる酔芙蓉はブロ友さんたちが載せて下さっているので すぐ理解出来る。富士山が紅く染まり雪化粧をする姿に似ているからだろうか?
荻生徂徠の詩に「甲斐の客中」というのがあった。
「甲陽の美酒緑葡萄 霜露三更客砲を濕す 須らく識るべし 良宵天下に少なるを 芙蓉峰上一輪高し」
さて、どんな作品に仕上がるだろう?

もう一点
d0330311_915580.jpgd0330311_92111.jpg

息子さんの富士山頂での写真に文字を添えたいという。
カラーのままでは文字がかすんでしまう。やはり主役は書にしたい。
そこでモノクロにし それに書き添えるのは如何だろう?
d0330311_953151.jpg

こんな写真もあった。ここへ直接 字を書き入れてみようか?
石川丈山(重之)の「富士山」は如何かな?
以前 この詩は刻字作品にしたことがある。
d0330311_925486.jpg

「仙客来遊雲外巓 神竜棲老洞中淵 雪如紈素煙如柄 白扇倒懸東海天」

More
[PR]
# by souu-3 | 2013-07-29 00:12 | 書道

TAKARAZUKA

d0330311_15445360.jpg

d0330311_15454134.jpg何を隠そう、大昔はヅカファンだった。
今年は音楽学校が出来て100年ということで新聞やTVによく登場する。

初めて あの舞台を観たのは昭和25年3月。

雪組の春日野八千代、音羽信子主演「ホフマン物語」だった。
その前に 姉は熱中していたので予備知識的なものはあった。
この時は中学入学のお祝いに母が行かせてくれたものだ。
その翌年の夏休み 「虞美人」が上演された。
女子校だったので 観た人も多く2学期が始まり この話題で持ちきりだった。
「項羽と劉邦」を原作とした ミュージカルで 本物の馬が登場した。
♪ 朱い花びら 恋のいろ
  もゆる心の 虞美人草
  咲けば散るもの 枯れるもの
  なぜに咲くのか 美しく  
教室中が この歌声で賑やかだったこと
昨日のことのように思い出す。

その後、毎月熱心に通った頃もあり、武庫山に住む天津乙女、春日野八千代、淀かほる、浜木綿子などの家を見に行ったり すみれ寮へも行ってみた。

また、娘が小学校の頃だったか大地真央や杜けやきにあこがれた頃も 行くようにはなったが もう、随分ご無沙汰だ。
今日は「宝塚」の

d0330311_16212849.jpgこの宀(べん)の部分は廟(みたまや)の屋根であるが 新字体はその中に玉だけであるが 旧字体には玉、貝(子安貝)、缶(酒器、水器)が書かれているように これらを供えることを「寶」といった。
文字の形 そのままである。


d0330311_16284571.jpg犠牲(いけにえ)として殺され去勢された犬を埋め 上に土を盛り上げた墳墓の形、
「つか、墓」の意味に用いた。

このところ 朝日や夕日ばかりであるが 一昨日の夕方西の空が ↓ こんなだった。
d0330311_16352719.jpg

ちょっと雲が不思議だったので・・・これは如何なっているのだろう?
[PR]
# by souu-3 | 2013-07-26 00:23 | 文字の成り立ち・漢字

道具屋筋

d0330311_16121342.jpg

7月23日は大暑!昨日は無理?をして鰻を食べておいたので この暑さも大丈夫??
本当は献立を考える必要がないので鰻丼に・・・
d0330311_16162140.jpg夏の花たちも頑張って咲いている。

去年は西日の当たる所へ 緑のカーテンにと思って植えたが 余りの暑さに途中で移動させたが 蔓ものの移動は大変!

そこで
今年は東側の台所の窓を開けると見える場所に植えた。
朝一番に 開花が判り ここで良かったかと。
朝日は当たるが半日蔭で 花もホッとしているのではないだろうか?


d0330311_16255553.jpg
大阪・千日前に道具屋筋商店街がある。
入り口に大きな「道」の字が掲げられている。
食い倒れの町を支えるといわれ、幅3メートル、全長150メートルに約40店舗がく犇(ひし)めく。

飲食店を始める人が多いが 私たちのような素人にも売ってくれる。台所機器を売る金物屋さんや食器屋さん。たこ焼き器、「串かつ」「焼肉」と書かれた提灯、電飾看板、白衣やおしぼり、鉄板付きテーブル、レジを売る店もある。

何十年か前 餅つき用の石臼を載せる台を買ったことがある。
何でも売っている。


道具屋筋の「道」
d0330311_16394250.jpg首と辵(ちゃく)を組み合わせた形であることは見れば判るが 辵は歩く、行くことであるが 
そこに何故「首」が?ちょっとミステリアスでしょ?夏向きかな?
古代には 他の氏族のいる土地は その氏族の邪霊がいて災いをもたらすと考えられたので異族の人の首を持ち その呪力で邪霊を祓い清めて進んだ。その祓い清められたところを「みち」の意味に用いた。

More -熱風ー
[PR]
# by souu-3 | 2013-07-23 17:17 | 文字の成り立ち・漢字

風立ちぬ

d0330311_16435396.jpg

久しぶりに爽やかな朝だった。
4時に目覚めたとき アイが起き出しお散歩に行こうという。2匹一緒に散歩出来るのだったら良いが・・・
d0330311_16245870.jpgいつもはリクを先に出し その次がアイ。
今日はアイのお散歩を優先した。
この時間のお散歩では 草を食べたがるだろうから 綺麗な草のありそうな場所へ行く。

東の山からは まだお日さまは昇っていない。
奈良の最低気温は 20.5℃だという。これくらいだと こんなに気持ちが良いのか、d0330311_16381148.jpg     すれ違う人もなく 逢うのは空を飛ぶ鳥だけ。

ずっと このままだと良いのに。

帰宅後 昨日書きかけた作品を また、1枚。
思い付いて 画仙紙のサイズを替え 構成を替えること何度目だろう。
いよいよ これでお終いにしよう。
朝書く作品が一番 興に乗る。
何だか気分よく。

8月23日~25日の展覧会、図録を作り 表具をする。もうタイムリミットだ。

いつもの通り テレビ体操、朝食、ウォーキング、シャワーのあと新聞を読む。ずっと読んでいた新聞小説「アトミックボックス」が今日でお終い。久しぶりに熱中した小説だった。

この後、友達と映画「風立ちぬ」を観に行く。

昭和11年雑誌に掲載された堀辰雄の中編小説。作者本人の体験をもとに執筆された代表的作品。
作中にある「風立ちぬ、いざ生きめやも」という有名な詩句は、ポール・ヴァレリーの詩『海辺の墓地』の一節“Le vent se lève, il faut tenter de vivre”を、堀辰雄が訳したものである。

大体、一緒に行く夫は アニメーションというだけで敬遠した。が、初日ということもあるし 今日から夏休みでもある、 何時もより早めに出かけたが席は粗、埋まっていた。
大正の終わりから昭和の初めの話であるから 子供には理解し難いかもしれない。当時は知らないまでも その時代に近い頃に生まれた私たちには 感動の映画だった。
先日より 何かと話題に上り 宮崎駿さんが涙したというだけあって ラストシーンは特に感動した。

主題歌「ひこうき雲」は 当時 恥ずかしながら知らなかった。調べてみると丁度子育て真っ最中の頃らしい。
あれから40年。良いものは残るんだ。
昨年発売された松任谷由実40周年記念「日本の恋と、ユーミンと。」で、「ひこうき雲」を聴き、「これ、主題歌だよ、ぴったりだね」ということで決まったそうだけど 美しい歌声を聴きながら「生と死」を考えさせられた。
[PR]
# by souu-3 | 2013-07-20 17:41 | 雑記

文枝フェスティバル

d0330311_1028286.jpg

三枝改め六代桂文枝襲名1周年記念「文枝フェスティバル in なんば花月」が開催された。
文枝師匠の古希の誕生日であり 襲名から1年経った7月16日 18時半の開演前から大勢の人が集まった。

d0330311_1034306.jpg

なんばグランド花月は何時もながらの賑やかさだが 劇場内はそれにも増して大賑わい。

d0330311_10365842.jpg

挨拶状には「自分でも信じられないことですが 年を重ねていけばこのような時を迎えられるのだなぁと感慨深い心地です。この1年は本当に充実した年でございました。日本各地で、またパリでも襲名公演させていただき 多くの方に足を運んでいただきました。」と書かれているように 1年間の主だった情景の映像から始まり 林家笑丸、桂きん枝の落語の後、ご本人の登場で新作「友よ」を口演。
d0330311_11103740.jpg中入りの後、浅丘ルリ子との対談、次の演目の主人公である石原裕次郎のことを聞くつもりだったと思われるが 浅丘ルリ子の元ダンナさまの話が長くなり 時間がなくなった。途中で もう一人のゲスト鶴瓶が加わり3人での話だったが 鶴瓶が持って出た花束をスペシャルゲストに渡す為だったのか文枝へのお祝いだったのか判らないが どちらにも渡さず 最後まで横に置いていたのは気になった。

「嵐を呼ぶ男~石原裕次郎物語~」の落語があり・・・ 
ショータイム!
ここにはあの世から裕次郎さんという訳にはいかないが ものまねタレントゆうたろうが登場し懐かしい歌などが披露された。
文枝の裕次郎ソングなど あっと言う間の3時間半が過ぎた。
因みに7月17日は裕次郎さんのお命日である。

今回は 記念品付き
d0330311_1111331.gif

[PR]
# by souu-3 | 2013-07-17 13:26 | 雑記

料紙

d0330311_1157656.jpg

公民館は 夫々1年に一回 1年間の成果を発表する。
その他に公民館に依って夫々のクラブが1年を通じロビーにも作品展示する。が 絵画や書道、写真など数人ずつの作品を毎月交代で展示する所もあれば 同じ教室で練習している人 全員の作品を一堂に展示する場合がある。
今回は後者で、毎年字を書くだけでなく工夫する。
d0330311_15565790.jpg

今回は 素紙(加工していない紙)に書くのでなく 身近にあるものを使って書作品を書く前に紙の加工してみようという試みである。
これは コーヒーを使って模様にしたもの。
d0330311_10225541.jpg

玉ねぎの皮をむき 部屋中が玉葱の匂いで充満する中 お水を入れて煮出し それを刷毛で塗ったり 庭の花を千切ってきて汁を作ったり 大好きなお茶で色付けしたり。
また、平安時代にはよく使われていた墨流しは 磨った墨は水に浮くのでパットなどに張った水に墨を落とし広げて流れるように動かしたものを紙に取る。数年前に墨屋が開発したマーブリングというものがある、これを使ってカラフルに仕上げたり 刷毛や筆で飛ばして模様にもした。
本来は色付けしたものに版木で模様を入れ砂子や切箔、野毛などで仕上げる。以前にも載せた年賀状でも制作した。雲母を使えば高級感が出る。

書道は文字を書く以外にも こうした料紙作りや表具など学ぶべきことは多い。
[PR]
# by souu-3 | 2013-07-16 10:50 | 書道

空蝉

d0330311_13262158.jpg

蝉の賑やかな合唱の中を自転車で走る ε=ε=ε=

空蝉も あっちこっちで見かけるようになった。羽化の様子は前ブログに何度か載せた。今、見直してみると あの時のような感動もなくそれ程綺麗だとも思えないが そのうちの1つにリンクしておこう。

=追加=
d0330311_6153162.jpg夕べ、庭に出した犬の足を拭いてやろうとしたとき、何かが落ちた。
見ると羽化したばかりの蝉だ。
勝手口に吊るした雑巾にまで羽化の場所を求めて・・・
そうか!勝手口に植えていた木槿を切ってしまった。今まで この木に抜け殻が沢山くっ付いていたから不自由な思いをさせているのだろうか?
まだ柔らかい羽の蝉を木に移しておいたが 朝、居なくなっていた。無事飛び立ったのだろう。

d0330311_13574053.jpg1週間後 封切られる「風立ちぬ」を見に行こうと思っている。
アニメーション映画は殆ど見ていないが TVでも色々な事が放映されている。今回のキャッチコピーは「生きねば」であるが 『もののけ姫』では「生きろ。」、『千と千尋の神隠し』では「『生きる力』を呼び醒ませ!」、『ハウルの動く城』では、「生きる楽しさ、愛する歓び。」、『崖の上のポニョ』では、「生まれてきてよかった。」だったそうだ。

劇中で飾られている書の中で、特に宮崎監督のお気に入りなのが良寛さんの『天上大風』なのだそうだ。
この有名な書は「地上には風が吹いていないように思えても、天の上には大きな風(御仏の慈悲)が吹き、見守ってくれている」と解釈されたりしているが 良寛さんは子供にせがまれて凧に書いたと言う この詞 どんなことを考えていたのだろう。

「音」にもこだわりがあるそうだが 出来るだけ苦心された所まで見てきたいと思う。

d0330311_14244419.jpg

風といえば 月草さんのブログに書かれていた「矢沢宰」の詩を暑中見舞いに添えてみようと・・・

d0330311_15123435.gif


d0330311_14392818.jpg
暑い中を出かける事を割けるようになった夫を連れ出す為と 手抜きの誕生日祝い
d0330311_14405992.jpg

以前 ここの本店である清澄の里のことはリンク先にある(料理はこちら)が 今回は奈良町の築130年の古民家を改築した「粟」ならまち店 蔵の部屋でいただいた。
やまと牛の柔らかく美味しかったこと!
これで 又1年元気で暮らせるかな?

d0330311_14582838.jpg帰りに 吉野のいしいの柿こーりと冷やし柿を購入。
つい1週間ほど前にも買ったが この時期冷たい物がツルッと喉を通っていく。
冷たいものばかり食べていると胃には優しくないと思いながらつい!
先日、スーパーで買い物をして急いで帰ろうとした所 出口近くで元弟子2人に出会いお喋り。3,40分も喋っていただろうか、アイスクリームが・・・((+_+))
気にはなっていたが 失敗!失敗!
[PR]
# by souu-3 | 2013-07-13 15:15 | 奈良

玉響

d0330311_11285250.jpg


子供の書道教室を止め大人のお稽古だけにして久しい。が、親子でお稽古に来てくれている人がある。
中学生と高校生であるが その高校生が期末テストを後1日残してお稽古の時間を取ってくれた。
翌日は古典のテストがあり「方丈記」だという。方丈記と言えば 冒頭に「ゆく川の流れは絶えずして しかももとの水にあらず・・・」だ。殆どの古典は冒頭部分しか覚えていないけれど 誰もが好む名文だ。
この方丈記の中に「いづれのところを占めて いかなるわざをしてか、しばしもこの身を宿し、玉響も心を休むべき・・・」とある。つかの間の僅かな間であっても、自分の身体やこころを安らかに出来るのだろうか
こんな表現が出来る 日本語の美しさに魅かれる。
この詞をバラバラにして一文字ずつ成り立ちを考えるのも無粋な気もするが・・・

「玉」

d0330311_11574174.jpg3つの玉(ぎょく)を紐で結び貫いた形で 腰に吊り下げた革の帯に付けた玉(佩玉)などに用いたもののことだろうと思われる。当時の人は玉を身に付けることによって霊の力を感じていたようだ。

「響」

d0330311_1473074.jpg撃に応ずる音、共鳴音のことで 響の上の部分「郷」右下図は左右に対座する形でd0330311_1412136.jpg先祖の祭りなどのとき 食事を盛って供える器を挟んだ形。祭りの後の饗宴のとき この器をはさんで2人が坐っている形が卿、郷(むか)う意味となる。この字の下に音を加え 相対して音響を発することを云う。
[PR]
# by souu-3 | 2013-07-11 11:21 | 文字の成り立ち・漢字

はじめに

d0330311_9352593.jpg


2005年より7年8ヵ月記載して参りました「文字を楽しむ」は 本日より「玉響記」と変更し 書道の事、文字の事、ペットたちのこと、そして古都奈良の情報など相変わらずですが発信して参る予定です。

玉響とは 石が揺れて触れ合う微かな音のように ほんの僅かな時間の事ですが その一瞬のきらめきを求めて永く楽しみたいと名づけました。
文字を楽しむ」で交流戴いた皆さま 今後ともよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。
今日は 夫の誕生日です。この日を記念して  souu
[PR]
# by souu-3 | 2013-07-11 00:07 | 雑記
line

一瞬のきらめきを求めて


by souu-3
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30