長い人生
書道も書簡などの練習をする人が減ってきた。そんな時だからこそ敢えて筆で認めた手紙を出すという人もあるだろうけれど便箋に書いた手紙を封筒に入れ ポストへ投函に行く。という手間もないメールは手軽で良い。宛名を書くことも切手を貼ることもない。
十数年前、パソコンで打ったメールを送信するのに 繋ぐ間の待ち時間、ドキドキしていたこともあった。その後、携帯電話でメールが出来るようになり、最近はLINEなるものでお喋り出来るようになった。
その携帯の前はポケットベルだった、娘が高校生くらいだった頃、これで連絡して携帯電話を掛けるように電話カードを持たせていた。
あっと言う間に 進化したものだ。
そんな時代だけではない。
第2次世界大戦も知っている。戦後の大変な時期も経験している。
母がどんな思いで調達してくれたのか どうしようもない空腹などという思いは記憶にはないがジャガイモを裏ごしして白いご飯に見えるようにお弁当箱に詰めた物を学校へ持って行ったことがある。その頃か如何か忘れたが 兄弟が並んでコロッケを作るのを手伝ったこともあった。
遠足には母が手作りしたおやつを持って行ったり、ゆで卵を持ってきた子もいた。
こんな時代も知っている。
そして現在のように便利な時代。ロボットが何もかも遣ってくれるようになるのだろうか?
これほどの移り変わりを体験した人生ってスゴイ事なのではないだろうか。
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by souu-3
| 2017-02-28 20:47
| 雑記