10月のグループ展
いよいよパラリンピックが9月7日(日本時間8日未明)に開幕である。
オリンピックに出場された選手の皆さんの笑顔もテレビで沢山放映されたが これから始まるパラリンピックの選手の様子も映し出され 目的に向かって頑張る姿には感動する。
どんな道も夫々「努力」あっての結果であろう。
書の道も努力なく良い作品は生まれない。
当教室に通われている皆さんには 手本を見て書き写すだけの練習ではなく その人にしか書けないオリジナル作品が書けるように頑張ってもらっている。
今回、書き上げた人は一昨年末病気になり その時、今を生きることを教えられたそうだ。
その言葉を書かれた。その時、その時を精一杯生きる、大切なことだろう。
今年は色々あって書くことを止めようかと思った時期もあった。
それでも書いていれば嫌なことも忘れ没頭出来る。イや そうしなければと自分に言い聞かせ 次の展覧会用の作品に取り掛かる。
長年、表具なども頼んでいた業者が廃業することになり最後の作品を持ってきてくれた時、残った?額をくれた。
これに書けということだろうと思案していた気持ちを奮い立たせてもらえた。
額のサイズに合わせた紙を切り・・・
さて、何を書こう?
鹿が3つ並んだ 麤
33画の文字である。字通の中でも一番画数の多い文字だ。
「三鹿に従う。(説文)上に「行くこと超遠なるなり」とあり、鹿のよく走る意とする。麗字条にも「旅(なら)びて行くなり」とあって、鹿には群行の性があり、ただ羊のように一団とならず、競って奔(はし)る」とある。麤は(そ)と読み 粗い、荒い、大雑把などあまり良い意味ではないけれど 奈良公園の鹿寄せで走ってくる鹿の姿を思い出しながら書いてみよう。
行書体と甲骨文字で書いてみた。
夫は甲骨の方が良いかな?という。う~~んどっちが良いかな?
【追加】
8日、久しぶりに映画を観た。「後妻業の女」
出かけるとき、空模様がヘンだと思ってはいたがワン2匹留守番させて。
終わってお昼ごはんを食べに入った店の窓から「雨 降ってないね」なんて言ってたが川の水の流れが速いとは思っていたが何も気にしていなかった。
後で聞けば 猛烈な雨が降り雷も酷かったらしい。二匹は大丈夫だったのかな?雷大嫌いなのに。何も言わなかった。ちょっと言えば良いのに。
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by souu-3
| 2016-09-07 17:36
| 書道