砂の道
お天気に恵まれた2016年の元旦。各地で初日の出が見られるという予報だった。
外に出たのは新聞を取りに行っただけで東の空を見なかったが お雑煮を頂きながらテレビを観ていると 富士山の初日の出の中継があった。茶の間に居ながらダイヤモンド富士が見られるなんて現代風!? (*^▽^)/★*☆♪
年賀状が郵便受けに入ったのを受け取ったまま 近くの賣太(めた)神社へ二人と2匹で初詣。
皆さん、日付が変わる頃にお詣りされるようで この時間は丁度お詣りの人が少なかった。
お神酒とお煎餅が振舞われる。
ちえせんべいとふくせんべい、夫は福が良いと言ったので私は知恵をいただく。2匹にも 福と知恵を ちょっぴりお裾分け。
みんなで賢く?幸せに暮らそうネ。
暮れの買い物の時 いつも通る風神社では村の人たちがしめ縄の架け替えをされていた。
新興住宅に住む者にとって氏神さまは何処なのか判り難い。
神社はいったいどれ程あるのだろう。旧村には1社か2社もある。全国に8万8千の神社があり 奈良県だけで
1500余り、これは決して多い方ではない。
近くの神社も殆ど無人神社で 賣太神社には宮司さんも禰宜さんもいらっしゃって親しくお付き合いさせてもらっているので こちらへお詣りすることになる。
大和郡山市の旧市内 野垣内という所に春日若宮社があり 普段は扉も閉まっている。
大晦日に「砂の道」が出来ると言うので この日は4時起きをし お節を作ったり早めに用事を済ませ カメラを持って買い物がてら神社へ行く。
お昼頃には伊勢海老の付いた注連縄が完成していたが お目当ての砂の道は ない!
歳神さまを迎える砂の道は氏神さんから各家庭に敷かれる道である。
道に砂を敷くと自転車など通るのが危ないので 各村での行事が止められているという事だったので ここも?
と諦めて帰った。
どうやら大晦日の午後に敷かれたようで お正月になって豆パン屋アポロさんへ行った時「あれ敷かれていたよ」と言われ大急ぎで行った。ひょっとして とカメラはちゃんと持っていた。
春日若宮社は一年神主 掃除をし伊勢海老の注連縄 本殿、末社に七品御膳のお供え 氏神さんが通る「砂の道」作り。
大変だろうなぁ
公道に出ると遠慮勝ちに隅っこの方に敷かれていたが何処まで作られているのかと 神社の回りを見て回ったが それほど長くはなく各家まではなかった。
大和には まだまだ珍しい行事がありそうだ。
by souu-3
| 2016-01-03 08:52
| 奈良