玉響記=たまゆらのき=

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グループ展 輪書

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このところ 快晴の日が続く。朝刊を取りに出ると空には星が煌めき あんなに真ん丸だったお月様が三日月になっている。
10月10日から始まる展覧会は 本来なら8日~13日であるが数年前から会期を3日間にしている。
場所は 大阪・道頓堀松竹座の前、ギャラリー香である。この建物の北側には道頓堀川が流れている。この4階での開催で こちらの都合で会期を短くしているが搬入日は決められた日にしなければならないので 本日都合の付く者で展示を終えた。

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今回は この2点。
今年も来年の干支を書くことにしたが「猿」は12年前にも探したが 中々題材が見つかり難い。谷川俊太郎さんの「ことばあそびうた」から「さる」を書いた。
この「ことばあそびうた」はメチャクチャ面白い。が、書くと同じ言葉、似た言葉ばかりなのでウッカリすると間違ってしまう。
その上、今回は筆に拘った。七面鳥の羽の筆で柔らかく書こうと淡墨で滲みを多くしてみた。
次に狸とイタチに羊毛が入った筆や固い山馬で書いてみた。結局、後の方になった。何だか諦められず七面鳥の筆も使いたい! 淡墨をパッパと飛び散らして模様にした。

もう1点はコリンスキーというシベリヤにいるイタチの毛の筆で観音経の一節を書いた。般若心経を書く人は多く「悟り」のお経といわれる。 観音経は「救い」のお経だとか。救われたい一心で、と言う程ではないが 40年程も前、私の仮名の師匠である桑田笹舟先生が作って下さった料紙、たった1枚残っていたものに書いた。普通、加工紙は置いておくと墨が乗らなくなる。ちょっとおマジナイをして。

最近、道頓堀界隈は外国の人がイッパイ。
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歩いていると 判らない言葉が飛び交っている。
d0330311_2045118.jpgたこ焼きも あの手この手で変わった物が作られている。
イイダコを丸々1匹入れた たこ焼きらしい。少し前、他のを食べたので味わってはいないが お味は如何なんだろう?

ここにも日本語でない文字が書かれている。

賑やかな道頓堀筋から 少し横道に・・・

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法善寺横丁。
夕方近く 路地には水が撒かれ夜の街にと準備が整った時間帯。

水かけ不動さんにお詣りして 夫婦善哉は食べなかったが その前を散策した。

最近の心斎橋筋や道頓堀は 私には落ち着かないが法善寺辺りは 昔とそれ程変わらないような気がして ちょっと歩いてみたくなる。

d0330311_211754.jpg ← こんなものがあった。

「吾唯足知」
全ての文字に「口」が付く。
京都・竜安寺にある蹲踞(つくばい)に刻まれている。それの現代版だろうか。
デザインが素敵だと思う。何だか気に入った。

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by souu-3 | 2015-10-07 21:30 | 書道 | Comments(16)
Commented by bh2005k at 2015-10-07 21:55
文字は 毛質によっても表現の出来が変わってくるんですね、そこまで考えていくと 作品作りは本当に大変ですよね。。。 それだけに楽しみもあるとは 思うのですが。
「ことばあそびうた」は 20歳チョットの頃に読んだんですよ。 楽しくて 好きでした。
だけど 『さる』は記憶に残っていなかったぁ。。。 『かっぱ』と『いるか』が 頭の中で グルグルグル ・・・
作品を 大きくして、『さる』拝見させていただきました。 
Commented by amamori120 at 2015-10-07 21:59
souu先生  こんばんHA

単純に、筆の材料の多様さに一驚 いや二驚 (^_-)
Commented by souu-3 at 2015-10-08 05:49
bh2005k さま
筆匠さんが楽しんで作られた筆の数々、私も負けないように楽しんで書いてみて
います。大きくして見ていただいたのですか?有難うございます。
ことばあそびうたは かっぱといるかですよね。私も時々読み返しています。
Commented by souu-3 at 2015-10-08 05:54
amamori さま
筆は種類が多く 使い分けて楽しめるのが良いですね。
いっ時、紙に凝ったことがありましたが今は筆です。紙は書いてしまうと
反古紙ですが筆は使い古しても残せますね。そんな筆も使い道があり
段々真面でない作品ばかり・・・(^_-)-☆
Commented by usatyu4 at 2015-10-08 12:50
筆にイタチの毛が使われている筆があるのですか。
筆も種類が多いのですね。私は長年筆は使っていないので、
びっくりしました。
Commented by souu-3 at 2015-10-08 16:54
usatyu さま
イタチは弾力性があって書き心地満点ですが毛が短いので大きな筆は無理です。
胎毛筆と言って赤ちゃんのカットしてない毛は使えますが犬と人間の毛以外は
殆ど使えます。筆を使っていない人は多分使っている人より多いでしょうね。
Commented at 2015-10-08 17:32
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by やえやまの住人 at 2015-10-08 18:14 x
SOUU先輩オメデトウございます。
毎年鑑賞していますギャラリー「香」で開催のグループ展「輪書」
今年は生憎クラス会で香川県に宿泊で出かける為に鑑賞を断念しました。しかしブログにて早めの作品搬送で会場の雰囲気を十分味わう事とが出来ました、来年は申年ですね。鑑賞後の道頓堀、法善寺横丁で軽く喉を潤すことがができないのが残念です。「笑」
ご盛会を祈念いたします。
久し振りの石垣が有名な丸亀城、そして足を延ばし高松城、栗林公園を散策楽しんできます。
Commented by souu-3 at 2015-10-09 06:14
鍵 さま
色々な思いはありますが外国の観光客は有難い存在ですね。
経済効果が和歌山、京都、奈良は特に大だとか。メール致しました。
Commented by souu-3 at 2015-10-09 06:22
やいまの住人 さま
いつも有難うございます。去年も法善寺へいらっしゃいましたね。
火災後の法善寺は すっかり綺麗になり昔のまま、変貌した心斎橋筋とは
大違いです。四国の旅行記楽しみにしていますので写真もいっぱい撮って
来て下さい。猪熊弦一郎現代美術館へはいらっしゃらないのですか?
お話聞かせていただくのを楽しみにしています。
Commented by おせっちゃん at 2015-10-09 08:46 x
筆にもいろいろあるのですね。
どれを使うかで線の味が違うのでしょうね。
どれが書くものに合うか、センスの問題ですね。
弘法筆を選びますね。

吾唯足知。京都に住んでいた次兄が竜安寺につれて行ってくれて、一講釈してくれたことを思い出しました。中学生の頃だったでしょうか。今は亡き人です。
Commented by rabbitjump at 2015-10-09 10:22
筆もいろいろありますね。
水彩画と同じ、書も飛び散らしてみるって面白いですね。
コリンスキーの筆は、やわらかく書きやすいのでしょうか。
竜安寺の、、うまい現代版!
本当にステキな現代版!私も気に入りました(*^^)v
Commented by asayannj at 2015-10-09 14:00
色んな材質の筆があるんですね。専門家さんには
どれも味わいがあって使ってみたくなりますね。
アジア系の観光客は大声ですからすぐ分かりますね。
何時も賑わってる道頓堀 活気が伝わってきます。
Commented by souu-3 at 2015-10-09 19:46
おせっちゃん 様
勿論、楷書体と草書体では筆の固さを替えて書かないと上手く書けませんね。
(^_^)弘法でなくても筆は選びますね。
竜安寺の蹲踞にも思い出がおありなのですね。
Commented by souu-3 at 2015-10-09 20:33
rabbitjump さま
コリンスキーの筆は弾力性があり書き易いです。
筆は動物の毛で出来ていますが藁、竹、羽など色々書くものによって
使い分けています。
蹲踞なのか単なる置物の心算なのか判りませんが面白いでしょ(^o^)
Commented by souu-3 at 2015-10-09 20:38
asayannj さま
色んな作品を書く為には 筆も紙も墨の色も工夫する必要がありますね。
福井も観光客多いですか?日本人とは違った雰囲気がありますね。
賑やかな道頓堀も日本人が遠慮勝ちに・・って気がしました。
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一瞬のきらめきを求めて


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