五月の風
GWも終り 久しぶりにお稽古をした。
時間がたっぷりあった筈なのに 適当な字を書いて来た人が多い。人間 時間がない時ほど真剣になれるものなのだろう。
お休み最終日の午後。
一般公開の最終日。奈良のピラミッド「頭塔」を見に行った。詳しい事は後日に。
一番の目的は 次回の展覧会に使う画仙紙を買いに行く事だったが 高畑から始まって5.6ヶ所を回ってきた。
頭塔の入り口で思いがけない人に出会った。古事記輪読会のメンバーの一人が案内役のボランティアをしていた。ひとしきりお喋りをして・・・
瑜伽神社の横を通って・・・
先を急ぐ。
ここには 奈良時代大伴坂上郎女が元興寺の里をながめてよんだ歌碑がある。
古郷之飛鳥者雖有青丹吉平城之明日香乎見楽思好裳
ふるさとのあすかはあれどあおによしならのあすかをみらくしよしも
=故郷の 飛鳥はあれど あをによし 奈良の明日香を 見らくしよしも= 万葉集992
ゆっくり時間を取って散策すると良いのだが 気忙しいこと。
懇意にしている 筆屋さんが 最近移転され店舗が新しくなった。
奈良町の道路は 行くと判るのだが説明するのが難しい。と私は思っている。ここも通りから路地のような所を入って行く。
この暖簾のお店の向こう側を入って行く。ここでもお茶をよばれてお喋りをして・・筆は1本しか買わない。
最近、沢山買うほど使わないって訳ではないが 財政も苦しいので必要最低限にしている。これも終活!?
次!
若い人が 数人で「マトリョーシカ展」を開催している。先日、古事記カルタのことを ここに書いたが あの時賣太神社に来てくれた上村さんも出展。
奈良町にあるギャルリ・サンクは1年半ほど前に出来たギャラリーだ。以前にも行った事があるが この辺には画廊が増えている。
今回の展覧会は 何紙かの新聞に載ったこともあり大勢の来場者があるようだ。
夫々個性豊かな作品が並ぶ。若い人の活躍が楽しみだ。
ここから 得意の早足で人を掻き分け 次の目的地へ!
GW中 最終日も奈良は大勢の人が歩いている。夜、TVで京都が放映されていたが やっぱり負けてはいるが。
「ことのまあかり」東向き商店街と小西通りを繋ぐ横の道にある。
この日は 逢いたい人は居ない日だったが ちょっと買い物と一服。
そして
目的の物を購入。
パッパと見て あ!これで良し!
久しぶりに 真面目に仮名作品を書こうと 古い画仙紙を出してくると墨が入らない。
仮名用の紙は特に何年も経つと無理だ。大事に残しておくものではない。
新しい砂子を散りばめた画仙紙。1枚800円ほど。これも1反(100枚)も買うと残るので必要なだけ。
夏の展覧会に ちゃんと完成するかな?
忙しかったけれど 一度に用事が出来て清々しい。
やったね~~!
by souu-3
| 2015-05-08 06:36
| 書道