玉響記=たまゆらのき=

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久しぶりに漢字の話

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随分、色付いた桜の木は ちょっと吹く風にたくさんの葉っぱを舞い上がらせる。
その木の間に 月が薄っすら。
これぞ、「朝」の文字。
日の出が遅くなってはいるが この時間には日は昇り明るいのに月が見える。
d0330311_175728.jpg甲骨文字で見ると一目瞭然。
月と日の文字の周りにあるのは艸(草)で桜の木ではないけれど・・・
この時期だから 色付いた木の間の太陽と月であっても良いかな?
文字が出来た古代に桜があったかは知らないが。

先日、NHKへ行った時、
d0330311_17144156.jpg
こんなセットがあった。
確か、これは2006年の朝ドラ「芋たこなんきん」のセットだと思う。⇒
「名前が出ている」と教えてくれた人が居た。
私の本名は「眞千子」といい「眞」は旧字体。この字の上の部分「ヒ」に点を付けると「亡」だと。
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いや、ちょっと違うけれど 匕(か)+県(けん)。匕は化の最初の字で人を逆さまにした形、人の死をいう。県は首の倒形で倒懸の象。顛死(てんし)者をいう。

d0330311_17284188.jpg「亡」ではないが そんな話が出た序に書いておこう。
この字は手足を折り曲げている死者の形。匕も亡も あまり嬉しい字ではない。
ここに「忄・リッシンベン」を付けると「忙」。「忄」は心。だから忙し過ぎると心を亡くすと言うが本来の成り立ちとは違うようで 列子・楊朱(春秋戦国時代の思想家)の頃には「ぼんやり」の意味に使われていた。「忙」は他のものに心を奪われるので「わすれさせられる→それほどいそがしい」ということか?
「偏」でなく下に心を付ける「忘」は説文解字に「識らざるなり」とある、識は記憶にあることなので 忘れることとなるのだろう。また、一説には自分で自分の心をなくしたので「わすれる」と、
女を付けた「妄」目を付けて「盲」そして壬(背伸びして立つ人)を付けて「望」などがある。
この「芋たこなんきん」の作者は学校の先輩だけど 昨日、亡くなられた司馬遼太郎さんの奥様みどりさんも。段々寂しくなる。ボチボチ来る喪中の葉書も兄弟というのが多くなってきた。そんな歳だと思うと ちょっと心細くなる。年末って切ない時期なのだろう。



今週末(15日~17日)天皇皇后両陛下が第34回全国豊かな海づくり大会ご臨席及び地方事情ご視察のため、来県される。海のない奈良県だが、海なし県での開催は滋賀県、岐阜県に続く3県目。
15日午後、奈良県立万葉文化館、
16日の午前中、大淀町での第34回全国豊かな海づくり大会式典等に臨席されるそうだ。
17日の午前中、桜井市の大神神社へ、国道165、県道105、国道169を通過されると言う。周辺道路は交通規制が行われると1週間ほど前からチラシが入っている。
今回のテーマは「ゆたかなる 森がはぐくむ 川と海」 山・川・海の豊かな自然の恵みを未来に引き継ぐため、山・川・海を巡る水循環に光を当て、山の恵み、川の恵みに感謝する大会らしい。
式典行事を大淀町文化会館あらかしホール、放流・歓迎行事を川上村のおおたき龍神湖で行うそうだ。
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by souu-3 | 2014-11-13 05:57 | 文字の成り立ち・漢字 | Comments(14)
Commented by KawazuKiyoshi at 2014-11-13 14:16
甲骨文字も、よく観察された結果ですね。
死は、古代人にとっても、意味深い不思議さが満ち満ちていたのでしょう。
私にとっても。
崩れた形ですが、曲の一部が蘇ってきました。
どこかに痕跡が残るというのは
有難い用で恐ろしいことでもありますね。
一つ一つを大事に。
今日もスマイル
Commented by souu-3 at 2014-11-13 14:27
KawazuKiyoshi さま
古代の人は 本当によく観察していますね。
多くの文字に違いを付けて新しいものを生み出す
出来そうで大変な事です。
曲作りも同じでしょう。蘇ってきましたか?
楽しまれているのですね。
Commented by yocco at 2014-11-13 17:01 x
アルファベットなどとは違い、ひと文字ひと文字に深い意味をもつ漢字は
一番洗練された素晴らしい文字ではないでしょうか
これまでで印象に残っている朝ドラはきかれたら
迷わず「芋たこなんきん」をあげます
芸達者が多く、楽しみながら安心して見ていられました
Commented by amamori120 at 2014-11-13 22:14
souu先生  こんばんHA

ふと連想したのが

チョンシニオプソ  精神がない→忙しい

K国語でしたぁ (^_-)
Commented by おせっちゃん at 2014-11-13 23:54 x
漢字の成り立ちを教えていただくと、古代の中国の人が、いかに観察と想像を働かせて作ったものかと感心するばかりです。
その漢字を輸入(?)して、日本の文字にもしてきたのですね。
そんなつながりもある隣国、仲良くしたいと思うのですが、最近はとかくギクシャク。
Commented by souu-3 at 2014-11-14 09:03
yocco さま
表音文字の素晴らしさを感じますね。
朝ドラも随分沢山見ましたが その都度熱中して忘れますが
芋たこなんきんは藤山直美でしたね。今もセットの一部が
残されているのは意外でした。
Commented by souu-3 at 2014-11-14 09:08
amamori さま
K国語でチョンシニオプソというのですか?
コマプスムニダ!
Commented by souu-3 at 2014-11-14 09:13
おせっちゃん 様
漢字を作り出した古代の人々は凄かったですね。
それをずっと受け継いで3000年以上使っているのも
立派です。勿論、日本語に合うよう仮名交じりにしたのも
素晴らしいです。その元の国とは切っても切れないのにね。
Commented by iwa_gonta at 2014-11-14 16:23 x
こんにちは、難しいけど勉強になります、souuさんって
教養のある立派な方なのですね、そんな方とブログで
お友達になれるなんて、光栄です。
ところで、眞の字には驚かされました、私も眞のつく
まちこなんです、千でなく智ですけど。
親しみがわきます。
Commented by bh2005k at 2014-11-14 19:37
わぁ 『朝』の文字って こういう風なんですね。
まるで デザイン画のようですね~♪
今朝、ごみ出しする時に 半分になった月を見ましたよ。
草の間じゃなくって 電線の間で♬
『芋たこなんきん』面白かったですね。
Commented by souu-3 at 2014-11-15 04:26
iwa_gonta さま
わぁ~何だか共通点があって嬉しいですね。
テトちゃんとアイが似ているし・・今後とも宜しくデス
「眞」は怖い字ですが怨霊を恐れ慰める儀式があったようで
慎しむ、鎮(しず)めるなどの字も出来、良い意味に使われる
ようになったそうですので悪くないのですよ。
Commented by souu-3 at 2014-11-15 04:29
bh2005k さま
判り易くって面白いでしょ。
古代でなく現代に漢字を作れば電線の間に日と月を入れた象に
なっていたかもしれませんね。「芋たこなんきん」覚えていますね。
Commented by midori at 2014-11-15 09:58 x
いつもsouuさんのところでは文字の勉強になり
楽しく読ませていただいています。
ありがとうございます。

私のまわりでもだんだんと人生の大先輩が逝って
頼れる人がいなくなってしまい寂しい思いです。
明日、主人の叔母のお通夜があるのですが
102歳でしたので 大往生でしょうか・・
Commented by souu-3 at 2014-11-16 06:03
midori さま
いつも有難うございます。
年末になると喪中ハガキで知ることもあり私の年齢になると
その年まで後何年と思います。102才までにはまだ大分あります
人生を謳歌されたのでしょうか。
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一瞬のきらめきを求めて


by souu-3
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