彼岸の中日
「地球が秋分点を通過する日、黄道と天の赤道との2つの交点(分点)のうち、黄道が北から南へ交わる方の点のこと」を秋分点というとネット検索すると 余計ややこしくなるけれど要するに今日はお彼岸の中日、秋分の日である。
この秋分の日は 殆どが9月23日であるが、1979年は9月24日で 22日となったのは2012年で116年ぶりだったらしい。
9月24日が秋分となるのは、21世紀中は一度もなく、22世紀も2103年と2107年の2回だけなんだそうだ。
「彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多」から来たものといわれ、煩悩と迷いの世界である【此岸(しがん)】にある者が、「六波羅蜜」の修行をする事で「悟りの世界」すなわち「彼岸」の境地へ到達することが出来るというものだそうだ。
彼岸の期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると考えられていた。と、これもネットに書かれていた。一応、忘れないように記しておこう。
お墓詣りも良し、運動会も良し、という気候であるが 我が家の寒がりさんは この通り⇒
例年より早めの秋の到来に合わせて 夏物の片づけ、秋冬の準備を始めた。
朝晩の温度と日中の温度差には 合わせ難いものがある。
郊外に住んでいると 遠くに出かけなくっても秋の花々とのふれ合いがある。
環濠近くには彼岸花が、通る道には萩、堤防には葛が咲き
庭の青紫蘇、赤紫蘇にも花が付いてきた。
朝顔を植えた鉢に ちょっと違った芽が出て夏中伸びる!伸びる どこまで伸びれば気が済むんだろう?
花芽かと思うと また新しい芽が伸び出す。
ず~~と何だろう?と思いながら そのままにしておいたら秋になって 花びら5枚の星形をした花が咲いた。
葉っぱと花を切り取って誰か名前知らない?と聞いた。この切り取った時、匂いはないが乳白色の液が出た。これって又、毒があるのかな?
やっぱり ここで聞くに限る。 「何の草花?掲示板」
早いんです。教えていただきました。
「ガガイモ」
乾燥した葉、茎、種子を滋養強壮に用いる。生の茎葉や生果の汁を、解毒、腫れ物に、外用で患部に塗布したり 白い汁は、イボやヘビ、虫刺されに患部に塗布するらしい。また、種子の毛を傷口の止血に用いるらしいのに 葉や茎は有毒だという。 油いため、煮物にも使える。
食べることも出来るのに 薬にも毒にもなるという事なのか?
小心者の私は「毒」と聞くと使う?食べるなんてもっての外だけど 実が出来、種が出来るらしいので もう少し観察してみよう。
古事記に このガガイモが出てくる。
上つ巻「大国主神」=少名毗古那神=
故大國主神坐出雲之御大之御前時自波穗乘天之羅摩船而内剥鵝皮剥爲衣服有歸來神爾雖
故(かれ)、大国主神、出雲の御大(みほ)の御前(みさき)に坐(ま)す時、波の穂より天(あめ)の羅摩船(かかみふね)に乗りて、鵞の皮を内剥(うつはぎ)に剥ぎて衣服(きもの)に為(し)て、帰(よ)り来(く)る神有り
「天(あめ)の羅摩(かがみ)の船に乗りて」のかがみはガガイモのことである。果実のサヤに乗って小さな神様が来たとされていている。
by souu-3
| 2014-09-23 10:45
| 雑記