玉響記=たまゆらのき=

souu3.exblog.jp ブログトップ

季節の移ろい

d0330311_8275617.jpg

=朝顔の 藍のうすきが唯一つ すがりてさびし 小雨さへ降り=長塚 節
今朝は この歌のようだった。

家の前の緑地の桜の木は あんなに賑やかだったのに その蝉の声さへ聞こえず一部分が色付いている。
新学期が始まり その下を子供たちが通る。

d0330311_834546.jpg  グリーンカーテンとして植えていた物も秋色になり たくさんの種も出来ている。

今年の夏は 早くに厳しい暑さが訪れ 経験したことがない程の暑さだったが 台風の後、奈良では最高気温は兎に角、最低気温は25℃になったのは2度、18.3℃~22,3℃程度と例年より凌ぎやすかった。
太平洋高気圧は、本州付近への張り出しが弱く、湿った気流の影響を受けやすかったため、東日本、西日本の日照時間はかなり少なく、西日本太平洋側で平年比54%となり、1946年の統計開始以来8月としては最も少なかった。また、降水量は平年比301%となり、1946年の統計開始以来8月としては最も多くなった

先日、「日曜劇場『おやじの背中』」のことが新聞に載っていた。
作家の下重暁子さんにとって忘れられない「おやじの背中」は69年前の8月の光景だ。
奈良県の疎開先で終戦を迎えたそうだが 中学の先輩だった彼女の卒業時の住所は大阪府になっているから 勿論引っ越しも何度かあったのだろう。

「自分の人生は間違っていたと知っていたはずなのに世の中に流されていく父が許せなかった。大きく変わる国の姿が父に重なる気がした」と。ずっと許せなかった父の背中は、今なら少し違って見えたかもしれないと思う。という内容だったが その年齢で父親の事を こんな風に観察するって私には考えられない。
多分、私がボンヤリした子だったのだろう。私の学校は中学に入るとエスカレーター式に品行さへ悪くなければいける。中に成績の優れた人は他校へ入学される。下重さんは そういう方だった。
だから、比較できる人ではなかったのだが。

著書も何冊か読んだが ある意味、夫に頼り生きていく我々とは違う。自立した人生を歩み 老いて尚、地に足の着いた考えが出来るのは若い日からのしっかりした考えがあったからだろうか。

d0330311_10462118.jpg

夏の花である筈のヒマワリが 9月になってやっと咲いた。それも小さな花で花びらも揃っていない。
これが 私らしい花なのだろうか?
こんな気持ちは よくない!
もっと前向きな9月であらねば。
[PR]
by souu-3 | 2014-09-01 10:54 | 雑記 | Comments(20)
Commented by はなもも at 2014-09-01 13:46 x
とうとう今日から空高く澄む9月に入りました。
長塚節は写実的な歌、写生文を多く残しました。この歌は「馬酔木」のなかの1首でしょうか?「目にも見えずわたらふ秋は栗の木の毬のつばrつばらに」が好きです。
Commented at 2014-09-01 13:54 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by souu-3 at 2014-09-01 15:46
はなもも 様
早速のお越し有難うございます。
この歌は判り易いので 初心者の方に手本を書くのによく使っています。
「目にも・・・」の季節も もうすぐですね。
Commented by souu at 2014-09-01 15:49 x
鍵 コメさま
お気になさらないで下さい。
削除用パスワードをお使いいただければと思います。
Commented by yocco at 2014-09-01 17:17 x
急激に涼しくなりましたね
やれ暑い、やれ肌寒いと暢気にいえる者はいいですが
今年のような気候は農家泣かせなのでしょう
ピナツボ火山の噴火の影響で冷夏となり
タイ米をおいしく食べる料理がもてはやされた’93年をふと思い出しました
Commented by souu at 2014-09-01 17:25 x
yocco さま
急に涼しくなりましたね。9月いっぱいは残暑が厳しいものだと思っていましたので
些か戸惑います。お野菜も高く、お米の成長にも影響があるように聞こえてきます。
93年でしたね。あの時は日本米の美味しさを強く感じました。
Commented by かっちゃん at 2014-09-01 17:45 x
ちょいとご無沙汰になってしまいました。
寡黙な親父とコミュニケーションが取れず、背中を見て生き様を想像するしかない昔の男。考える隙も与えず喋り、過干渉の質でアホを増長したのかと反省。
最近になって男って、親父って何だろうと考えてしまいます。
Commented by souu at 2014-09-02 05:39 x
かっちゃん !
お元気そうで何よりです。
私は父と暮らしたのは19年、母とは47年ですから父の想い出は少ないです。
おまけに企業戦士だった父は 殆ど家にも居ませんでした。
もう 50回忌も済ませた父です。私よりずっと若い父に逢ったら何を話すかな?
Commented by rabbitjump at 2014-09-02 08:16 x
ふうせんカズラも秋色に、季節の移ろいの早さを感じます。
私も父のことをほとんど理解しないままに、、
今になってもっと無口な父であったけれど、、
話をすればよかったなと思います。

↓、障子の桟、照らして浮かんだ文字は、
ほんのりとした優しさがあふれているのでしょうね。
涼の字、なるほどと感心して拝見しました、
京都をテーマの、、souuさんの心がこもっていて素晴らしいですね。
Commented by うさこちゃん at 2014-09-02 11:20 x
こんにちは 9月になりましたね。昨日植物園を
散策したら、秋に咲く花も咲いていて、秋の気配を感じました。
グリーンカーテンで植えておられた2枚目の写真のような
風景も見ました。
Commented by oss102 at 2014-09-02 16:12
頑固で厳しい父・・といっても昔はそれが標準でした。貧しい暮らしの中でも一生懸命育ててくれたのだ。そして子煩悩だったな・・とありがたくおもえるようになったのは、亡くなってからです。昔の父親ってソンな役割でした。
Commented by おせっちゃん at 2014-09-02 17:47 x
ちょっと遅れて、厳しい自然に痛められても精一杯咲いたひまわり、えらい!!と褒めてやりましょうよ。そして平凡でしか生きられなかった自分もこのひまわりのように健気だと、認めてやりましょうよ。同じく平々凡々に生きてきたおせったやんからのコメントです。
Commented by souu at 2014-09-02 17:47 x
rabbitjump さま
そうなんですよ。種が一杯できました
私も 今、父と話が出来たらと思います。が、話題があるでしょうか?
障子に照らす光はロウソクでなくても意外に柔らかな雰囲気になりました。
ここまで辿り着くまで「エライ事言い出した!」と後悔しましたがまぁ何とかなりました。
京都は歌や文章なら いくらでも書けそうなのがあるのですが他人のしないことを
と、こちらも悩みました。
Commented by souu at 2014-09-02 17:51 x
うさこちゃん 様
今年は例年になく変な(?)気候でしたね。9月は如何なのでしょう。
夏の植物も 秋色になるのが早いですね。風船カズラも すっかり茶色くなり
種が沢山出来ています。
Commented by souu at 2014-09-02 17:55 x
oss102 さま
昔は 何処の家もそんな感じでしたね。今のパパさんのように子供を遊びに
連れて行くなんて家庭もあったのでしょうか?世間全般に貧しかったのでしょうか?
この豊かな世の中も知らないで気の毒でした。
Commented by souu at 2014-09-02 18:01 x
おせっちゃん 様
成る程!そうですね。そうそう!卑屈になる必要はないのですよね。
いつも温かい おせっちゃんに感謝です。有難うございます。
Commented by asayannj at 2014-09-03 13:47 x
1枚目の写真で秋の訪れを感じます。
セミの鳴き声も少なくなりましたね。
私は去年の夏の方が猛暑だったと思ってます。
暑くて我慢できないと思った日が今年はすくなったです。

フウセンカズラ種が可愛いですね。
Commented by amamori120 at 2014-09-03 21:00
souu先生   こんばんHA

貴・記事を拝読して、何も考えずに生きてるだけの自分に気付く。。。嗚呼
Commented by souu at 2014-09-04 08:48 x
asayannj さま
虫の声も聞こえるようになり 些か早い秋の訪れに戸惑いすら感じます。
7月が暑く 8月はそうでもなかったように思いましたが お米は大丈夫なのでしょうか?
そちらのように早稲はOKでしょうね。
Commented by souu at 2014-09-04 08:49 x
amamori さま
お仲間が多いほど ホッとします。なんて仲間に引っ張り込まないで!って
言われそうですね。
line

一瞬のきらめきを求めて


by souu-3
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30