玉響記=たまゆらのき=

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郡山城の石垣

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d0330311_19282444.jpg郡山城といえば「日本さくら名所100選」にも選ばれている所である。
春には天守台の辺りは大勢の人が桜を楽しむ。
しかし、
このお城の石垣といえば「逆さ地蔵」が有名であるがd0330311_19405561.jpg

 






このお地蔵様ばかりでなく 色んな石が使われている。
石のない当地は 相当無理をして集めたようで 寺社仏閣から調達したであろうと思われる梵字の刻まれたものや 墓石、羅城門から運ばれたと言われている石など転用石材が非常に多い。これほどのお城は極めて特異だという。
その石垣の傷みが激しく施設整備事業が行われることになった。

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昨年10月から始まり 樹木の整理、測量が終わった。今年は発掘調査、地質調査、石垣調査、実施設計され 来年再来年(27年・28年)と整備工事される。(5月27日と6月21日に現地見学会が開催された)
その為 最初の写真のように樹木は(2枚目左のようだったが)伐採、移植された。
桜47本、松2本、雑木11本が伐採され、桜の幼木9本は移植されたそうだ。
これですっかり以前の様子とは変わってしまった。市のホームページには動画でその様子を公開している。

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その動画より 天守台の写真を転用した。
左手が南、天守台の向こう側が西である。(当然、右は北、手前は東) 現在、この天守台の上辺の発掘が行われているので 又、新しい情報があれば説明、見学会が催されるそうだ。

この石垣は孕みといって石が膨らんだ状態になったり、割れたりした箇所が出てきている。特に逆さ地蔵の辺りの石垣の傷みが激しいという。
原因は 盛土が弱いのか 石の劣化か、大雨や地震のために そうなるのかは判らないそうだ。

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本来は天守台へは付櫓南面の石段から登壇するようになっていたが 我々が上っていた石段は明治時代に付けれたもののようだが 今回はそのままにしておくそうだ。

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d0330311_20301781.jpgd0330311_20304148.jpg上の写真は墓石が多い部分。

下左は竜山石といわれる播磨産の凝灰岩(カルデラができた後、そこに水がたまってできた湖の底に溶岩が噴出してできたと考えられている)だと思われる。
下右は梵字が刻された石。
又、付櫓は算木積みと言われる技法で 石垣の出角(ですみ)を直方体に加工した石を用い石の長辺を石垣の角の両面に交互に出すように積んであるが 全体的には野面の乱積みである。
変形が著しい部位は大きく積み直しされるが 石に番号を付け元のように積み直すそうだ。
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by souu-3 | 2014-06-22 00:26 | 奈良
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