玉響記=たまゆらのき=

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東大寺・二月堂修二会の満行と松明の行方

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東大寺二月堂の修二会(お水取り・お松明)が満行を迎えた。
12日~14日には二月堂内陣の中で、直径60cmほどの松明(この松明についてtotteさんが詳しく書かれている)に火がつけられ韃靼帽と呼ばれる帽子を被り 火天と水天に扮した練行衆が、法螺(ほら)や鈴、錫杖(しゃくじょう)の音にあわせて飛び跳ね 松明をかかえた火天は、そのまま松明を引きずりながら内陣を一周する、
この時の韃靼帽を被せる行事が15日朝から行われた。

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この日は無病息災を願う親子連れが大勢集まる。
二月堂南の階段を上ったところで子どもたちに帽子をかぶせ健康でよい子に育つようにという行事が行われる。「だったん帽いただかせ」という。
d0330311_1853393.jpg幼い子たちは 何事かも判らず 驚いて泣き叫ぶことが多い。
写真に収めようと 親や祖父母たちは 必死になだめ賺(すか)しているが中々カメラの方へ顔を向けてくれない。

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それでも 大きくなると この通り、立派に健康祈願が出来るようになるようだ。


お松明のクライマックスは12日の長さ8m、重さ80kgもある籠松明だ。
d0330311_1931446.jpgこの松明が出番前に並べられている様子を撮影された totte さんこころは青空のブログで 近くの小児科医の名前を見つけた。(←写真はtotteさんよりお借りしています)

「修二会」と題した歌を作詞・作曲されたことのある さだまさしサンの名前もあったが 8日夜、自身が奉納した真竹で作られたお松明がともされた様子を見学されたそうだ。翌日、トラックに載せてコンサート会場に運ばれ 日本中が応援しているという気持ちを届けるという。
昨年のお松明も持ち帰ってあり お箸に加工して 気仙沼市で配るらしい。

前述の小児科医 黒田先生のご自宅の前を通ると あの松明が置かれていた。
まだ、運ばれたままビニールに包まれていた。

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黙ってブログに載せて良いものか?ちょっと迷ったけれど病院へ行って許可を得ることにした。
先生には驚かせたいと言う周りの人達のサプライズだったらしく 当日までご存知なかったという。
totteさんが撮られた写真を持参したが お昼間には見ていないのでと大層喜んで下さった。
その上、お昼には包装を解いておいて下さるとの事 二月堂からの帰りには この通り↓ 黒々と焦げた籠松明が姿を現していた。
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火を点ける前は・・・
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  こんな姿だった。  (東大寺ミュージアムにて)

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こうしてお役を終えた松明は奉納者の元へ戻され そこに展示されているのをよく見かける。
先生も以前にも奉納されたものも 吊るしてあるそうで 今回もそうされるとの事だった。

さぁ
奈良には「春」がやってきた。
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by souu-3 | 2014-03-15 19:54 | 奈良 | Comments(22)
Commented by すみれ at 2014-03-16 10:47 x
souuさん  おはようございます。
一度は行きたいと思っています。
この時期、各地で火祭りというか、春を告げる祭が多いようですね。
愛知県では、はだか祭もですが、奇祭「大男茎形」(おおおわせがた)が昨日行われ、春です。
何となくウキウキです~
Commented by KawazuKiyoshi at 2014-03-16 12:13
奈良の春
いよいよやって来ましたね。
たいまつの光は幻想的でしょう。
平安が津々浦々に
祈るだけです。
今日もスマイル
Commented by midori at 2014-03-16 16:59 x
二月堂のお水取りの行事を観に行きたいと思いつつ
なかなか行けません。
あの火の粉を浴びてみたいものです・・
Commented by souu at 2014-03-16 19:57 x
すみれ 様
毎年の行事は ずっと住んでいる者には何時でも行けると思ってしまいます。
でも、ブログのお蔭で出かけています。大男茎形というお祭りも終わると
春なのですか?お水取りと同じですね。
Commented by souu at 2014-03-16 20:01 x
KawazuKiyoshi さま
随分日も長く陽射しが明るくなりましたね。
真っ暗な中 松明の光だけですから幻想的ですね。
何時までも平安でありますように。
Commented by souu at 2014-03-16 20:04 x
midori さま
火の粉を浴びる場所を取るには 早く行って何時間か待たなければなりません。
寒い日が多く おむすび持参で その場で食べるんですよ。
Commented by おせっちゃん at 2014-03-16 23:33 x
一度暖かくなっても、お水取りには寒が戻ると言われますね。お水取りがすんで奈良にも本格的な春が来るのでしょう。東京も今日は急に暖かくなりましたよ。
お水取りは一度見たことがありますが、何度でも見たい火祭りですね。
勇壮なお松明だけでなく、厳粛な祈りがなされていることも見学しました。
Commented by souu at 2014-03-17 05:58 x
おせっちゃん 様
暖かくなった後の寒さは堪えますね。花冷えというのもありますから油断は
出来ませんが陽射しの明るさは「春」ですね。
毎年、同じようなブログになりますので お松明はカット、韃靼帽を載せる
ことにしました。
天災や疫病、人々の幸福を願う行事で 松明は足元を照らすものですが
そればかりクローズアップされていますね。
Commented by rollingwest at 2014-03-17 06:03
東大寺のお水とり行事がTVに映し出されると本格的な春がやってきたなあ・・といつも思います。泣き顔のお子さんが健康で無事に大きくなってほしいものですね。
Commented by 由乃 at 2014-03-17 07:25 x
毎年この時期になると
行ってみたい!っと思うのですが
今年も行けず・・・残念です
家族がいろいろ健康上の心配もあって
無病息災のお祈りしたかったです
Commented by amamori120 at 2014-03-17 15:18
souu先生   こんにちHA

Oh お水取りもいよいよ佳境ですね
早く暖かくなって欲しい~
Commented by にゃんころりん at 2014-03-17 16:32 x
古都は、行事とともに、季節の移り変わりを感じられてうらやましいです。
松明の元々の姿、はじめてみました。
カゴメのマークは、不思議な形です。
子どもたちの健康祈願の写真も、泣き顔も、微笑ましく、
手を合わせるおしゃまな姿も可愛いです。(#^.^#)
Commented by usatyu4 at 2014-03-17 22:45
こんばんは 東大寺」のお水取はこちらからもバスツアーが
でていて、いつか行きたいと思っています。
最近のバスツアーはよいですね。
いろんなところへ連れて行ってくれます。
いまは歩くことに夢中ですが、そのうちこちらの
お水とりの様子も見てみたいと思っています。
Commented by iwa_gonta at 2014-03-17 23:39 x
テレビで拝見しました、歴史あるお寺であんなに火の粉振り回して
大丈夫なのか心配になりましたよ。
Commented by souu at 2014-03-18 06:14 x
rollingwest さま
奈良の冬は底冷えのする寒さですが 例年、お水取りが済み暖かくなって
くるのですが 最近は四季ではなく二季って感じですね。
子どもたちが元気で育ってほしいと願うのは今も昔も同じですが親心ですね。
大勢の人が集まります。
Commented by souu at 2014-03-18 06:17 x
由乃 さま
お水取りは夜の行事ですから 泊まる所をもっと充実させないと来ていただき
難いかもしれませんね。ただ、普段は人が少ないのと観光に積極的でないのでねぇ
Commented by souu at 2014-03-18 06:19 x
amamori さま
東大寺の修二会は済みましたが 次は薬師寺です。
花会式にも行きますので またご覧ください。
Commented by souu at 2014-03-18 06:22 x
にゃんころりん 様
確かに次々ある行事に季節を感じますね。これが終われば今度は・・・と
思っている内にドンドン季節が移っていきます。
普通の松明もですが籠松明は 作るのも時間が掛かりますね。焼けた後も
大きいでしょ。奉納者の家の前に飾られているのは よく見かけます。
Commented by souu at 2014-03-18 06:25 x
usatyu さま
お水取りも 松明ばかりクローズアップされますが一般の人が見られない
所での行事が一杯あります。ツアーでは同時期に開催されている博物館で
内容をご覧になると良いですね。
Commented by souu at 2014-03-18 06:31 x
iwa_gonta さま
お水取りは今年で1263回目、一度も欠かさず続けられた行事ですね。
松明が通る前 念入りに水が掛けられています。お堂の中でも振り回しますね。
大丈夫?ほんと そう思いますね。
Commented by asayannj at 2014-03-18 21:22 x
小浜のお水が10日かかってそちらへ届いたのですね。
お水送りも荘厳な中で行われました。
だったん帽いただかせ野子どもさんの表情が印象的です。
春に3日の晴れなし 昨日と打って変わって強く飴が時々振る
一日でした。今日から彼岸入り春がやってきましたね。
Commented by souu-3 at 2014-03-18 22:24
asayannj さま
雨が降っても そう寒くはなくなりましたが変り易いお天気ですね。
暑さ寒さも彼岸まで、ですか。

そちらのお水送り やはり夜の行事ですね。
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