玉響記=たまゆらのき=

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第1回「古事記朗唱大会」

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前回のブログに掲載した通り 2月22日 奈良県新公会堂・能楽ホールにて「第1回 古事記朗唱大会」が催された。
私たち 賣太神社古事記輪読会のメンバーは中巻 垂仁天皇の段 多遅摩毛理を朗読、田道間守の歌を歌った。
古事記には多遅摩毛理、日本書記には田道間守と記載されている。
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多遅摩毛理は 垂仁天皇の命により、非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)を求めて常世の国に渡った。10年かかって葉附きの枝と果実附きの枝を日本に持ち帰ってきたが、垂仁天皇はすでに亡くなっていた。タヂマモリは半分(縵(かげ)四縵、矛(ほこ)四矛)を垂仁天皇の皇后に献上し、残りを垂仁天皇の御陵に捧げ、悲しみのあまり泣き叫びながら亡くなったという。
この垂仁天皇の御陵は奈良市の尼ヶ辻にあり その前にあるこんもりとした小さな島はタヂマモリの墓だと言われている。
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ときじくのかくの木の実とは 「是れ今の橘ぞ」と書かれているが この写真のもので 今回奈良万葉植物園で戴いて来たものだ。

我々は 殆ど見ることは出来なかったが 先にも書いたように幼稚園児を初め老若男女、夫々に色んな方法で語ったようだ。
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歌ありダンスあり 腹話術あり、と盛りだくさんの催しとなった。

最後に「大物主神」を賣太神社宮司さんと 輪読会が読み 会場のみなさんで朗唱した。

夕方のNHKニュースで この様子が伝えられたようで 全くお知らせしていなかった人からメールで「ひょっとして・・・」と一報が入り 姉にも この日の事は知らせていなかったのに すぐ判ったという。
心は青空」のtotte さんがブログを見て会場に来て下さったのだが 早速コメントにTVのことを書いて下さっている。
  *リンク先totteさんのブログに 当日の様子を詳しく掲載して下さっています。

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前日の21日は弟子たちと墨工場の見学だった。
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墨職人さんも少なくなっているようだが ここ墨運堂には若い職人さんも居る。
未来が明るい。頑張って継承してほしいものだ。
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展示品であるが 墨で硯を作ってある。これで磨ると如何なると思われますか?
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by souu-3 | 2014-02-22 22:22 | 奈良 | Comments(18)
Commented by rollingwest at 2014-02-23 08:51
田道間守の話は、秦・始皇帝の「徐福」伝説の日本バージョンのような記述ですね。 その田道間守は黒砂糖も持ち帰り橘と一緒に「薬」として用いたので、蜜柑(ミカン)、薬、菓子の祖神として崇められるようになっていると知って驚きました。
Commented by asayannj at 2014-02-23 10:26 x
当時の古事記もその時代は派手だったのでしょうね。
更に今の時代にあった色んなパフォーマンスを取り入れて
楽しそうですね。
墨で出来た硯を磨ると素人の私には うぅ~ん墨は要るのかな?


Commented by KawazuKiyoshi at 2014-02-23 13:30
台湾で墨作りの工場を見に行ったことがありました。
面白かったです。
書の国は墨も大事にしてるのですね。
今日もスマイル
Commented by souu at 2014-02-23 19:22 x
rollingwest さま
多遅摩毛理に限りませんが この時代の伝説は諸説あることが多いですね。
信じられないという人もありますが、夢が広がった楽しいです。
Commented by souu at 2014-02-23 19:25 x
asayannj さま
今回は 1回目にしては皆さん工夫を凝らし色んなことをされたようです。
殆ど客席へ行けなかったのは残念でした。来年は見る方に回ろうかしら?
墨で作った硯は磨ると無くなってしまいますよね。
Commented by souu at 2014-02-23 19:28 x
KawazuKiyoshi さま
台湾や中国の墨も良いのですが日本製も良いですね。
奈良は墨も筆も紙も製造していますが 需要が減っていくのが気になります。
Commented by おせっちゃん at 2014-02-23 21:30 x
ご衣裳もふさわしいものになさって、雅な朗唱会ですね。奈良ならばこそと思われます。
墨の硯。いわゆる墨と、硯が擦られた墨とが混じって、また面白い墨色になるのでしょうか。
Commented by usatyu4 at 2014-02-23 22:06
こんばんは こちらに来るとわからないことがいっぱいありますが、
わからないなりに知識が出来たと喜んでいます。
いろいろなことを教えてもらっています。
Commented at 2014-02-23 22:52 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by souu-3 at 2014-02-24 07:28
おせっちゃん 様
衣裳は借り物ですが申し込んでおいたのが 偶然、ボランティアをしていた
団体のもので着付けのお手伝いに来て下さった人も嘗てのお仲間でした。
この硯は飾り物ですね。磨ると硯が減ってしまうでしょう。でも、使って試したい?
Commented by souu-3 at 2014-02-24 07:32
usatyu さま
違った世界でしょうか?私も引っ越した頃は馴染めない事が多かったのですが
古い都にどっぷり浸かってしまうと案外面白いのです。今後とも宜しくお願いします。
Commented by souu-3 at 2014-02-24 07:34
鍵コメ さま
有難うございました。メール致しました。
よろしくお願い致します。
Commented by oss102 at 2014-02-24 17:15 x
さすが歴史の町。県の行事なのですね。素晴らしい文化行事です。リンク先で拝見しましたが、右端がsouuさんですか?
背が高くて若々しい。一緒に声を出す
朗唱は気持ちがいいでしょうね。
Commented by yocco at 2014-02-24 18:15 x
バラエティーに富んだ古事記朗唱大会ですね
近ければ、行ってみたいところです
奈良県知事さん、頑張っていらっしゃいますね
東京でも、宮崎・島根など古事記の舞台となった県知事さんに呼びかけて
一昨年、去年とシンポジウムを開かれています
Commented by souu at 2014-02-24 20:59 x
oss102 さま
あれから2日が経ち 振り返って楽しかったと思えます。
あの写真では右端は2列目の方で チビですから前列になりましたので
二人目のように見えますね。何時もは一人ずつ読みますが今回は4人で
読んだり全員で読んだりで合わすのが大変でした。
Commented by souu at 2014-02-24 21:04 x
yocco さま
あんな風にバラエティーに富んだものになると思われていたのか如何か?
私たちは輪読で平凡ですが 色んな楽しみ方があるのですね。
あの知事がどんな風に読まれたのか知りませんが 今日、市長に逢ったので
聞きたかった、というと「イヤイヤ!」と仰ってました。
記紀万葉ですから まだ暫く色々あるのでしょうね。
Commented by kattyan62 at 2014-02-25 14:11
古事記までの日本史は好きな時代です。
日本人のルーツを学び、中国、朝鮮文化を消化しながら唯一無二の文化に育てた日本人の感性を受け継いでいるはずですよね。墨作りの現場を見学できたのはラッキーだと思ってます。以前にドキュメンタリーで観た完成までの行程は若者が好んで入る職場だとは思えませんね。
菜種油を燃やし煤を取る人たちも全身真っ黒気。筆も墨、硯を造るのも文化、継承して欲しいですね。
そうそう、義父は襖の引き手職人でしたが、襖が減る前にプレス加工された安い物が出回り、手作りの高級品での経営は淘汰されてしまい、寂しい晩年だったのは可哀想でしたが、文盲を正す努力をしなかったんですから、経営、営業活動なども同様だった事は容易に想像できます。またまた話が逸れてまってすんません。
Commented by souu at 2014-02-25 17:31 x
kattyan
日本には勿論、中国や朝鮮文化の真似もありますが 素晴らしいものも
多いですね。便利になり手作りのものが減っていくのは寂しい限りですが
コストを考えると そうも言ってられないのでしょう。需要と供給の問題もありますしね。
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