希望の壁
JR大阪駅北側の新梅田シティに巨大な緑の「希望の壁」が今月5日完成した。
高さ9メートル、全長78メートルで、ステンレス製の骨組みにプランターを900個設置し冬はサザンカやツバキ、春はツツジやフジなど、季節ごとにプランターの植栽を替えるそうだ。新梅田シティが今年で開業20年を迎えたのに合わせ、同施設内に本社を置く積水ハウスが6月から整備を進めていた。
初物食いの私は 何時行こうかと思いながら これだけの為には行けず用事が出来るのを待っていた。
例年、道頓堀で開催するグループ展のお仲間が亡くなられ お葬式に行った帰り、不謹慎かもしれないが昼食の為、乗り換えの大阪駅で下車、ここへ足を運んだ。
常々緑が少ないと言われる大阪には珍しく この辺りは 花野の景観を残しつつ 日本の原風景である里山の雑木林や田畑の美しさを取り入れ 人間だけでなく鳥や昆虫など生き物の楽園になるようにと「新梅田シティの里山」が作られている。
今回の緑の壁の誕生で 庭園を設計した造園家吉村元男さんが「庭園の統一されたデザインが損なわれ、著作権を侵害する」として、工事中止を求める仮処分を申請したが 意に反した改変にあたるとした上で、「所有者は増改築や修繕、模様替えをすることができる」として、工事中止を認めなかったそうだ。
こういう経緯はあったが この希望の壁は完成した。
中は作業が出来るように通路や階段があり水道の蛇口も作られ 作業の人がお花を持って出たり入ったりしていた。
これからも 管理は大変だろう。こうして守っていくことで緑が保たれるのだと当たり前ながら 妙に感心しながら眺めてきた。
そろそろ こんな季節
ここ 新梅田シティでは例年 ドイツクリスマスマーケットが開催される。
今年も 15日から12月25日までの催しで・・・
この日は前日、準備に余念がなかった。
大阪では
「osaka光のルネッサンス」「梅田スノーマンフェスティバル」「縁起物イルミネーション」「まいどおおきに!おおさかミナミ光マッセ」「あべてん光の音色シンボルツリー」等々ミナミとキタ、そこへアベノも入り 賑やかな年末になりそうだ。詳しくはこちら
by souu-3
| 2013-11-15 11:30
| 大阪・京都